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イエスふねにのり、わたりておのまちにきたりたまふ。
And he entered into a ship, and passed over, and came into his own city.


he
〔マタイ傳7章6節〕
6 聖󠄄せいなるものいぬあたふな。また眞珠しんじゅぶた前󠄃まへぐな。おそらくはあしにてみつけ、返󠄄かへりてなんぢらをみやぶらん。
〔マタイ傳8章18節〕
18 さてイエス群衆ぐんじゅうおのれめぐれるをて、ともに彼方かなたきしかんことを弟子でしたちにめいたまふ。
〔マタイ傳8章23節〕
23 かくてふねたまへば、弟子でしたちもしたがふ。
〔マルコ傳5章21節〕
21 イエスふねにて、またかなたにわたたまひしに、おほいなる群衆ぐんじゅうみもとにあつまる、イエス海邊うみべいませり。
〔ルカ傳8章37節〕
37 ゲラセネ地方ちはう民衆みんしゅう、みなイエスにたまはんことを請󠄃ふ。これおほいおそれたるなり。こゝにイエスふねりてかへたまふ。
〔ヨハネ黙示録22章11節〕
11 不義ふぎをなすものはいよいよ不義ふぎをなし、不淨ふじゃうなるものはいよいよ不淨ふじゃうをなし、なるものはいよいよをおこなひ、きよものはいよいよきよくすべし。
his
〔マタイ傳4章13節〕
13 のちナザレをりて、ゼブルンとナフタリとのさかひなる海邊うみべのカペナウムにいたりて住󠄃たまふ。

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よ、中風ちゅうぶにてとこしをるものを、人々ひとびとみもとにきたれり。イエスかれらの信仰しんかうて、中風ちゅうぶものひたまふ『よ、こゝろやすかれ、なんぢつみゆるされたり』
And, behold, they brought to him a man sick of the palsy, lying on a bed: and Jesus seeing their faith said unto the sick of the palsy; Son, be of good cheer; thy sins be forgiven thee.


Son
〔マタイ傳9章22節〕
22 イエスふりかへり、をんなひたまふ『むすめよ、こゝろやすかれ、なんぢ信仰しんかうなんぢをすくへり』をんなこのときよりすくはれたり。
〔マルコ傳5章34節〕
34 イエスたまふ『むすめよ、なんぢの信仰しんかうなんぢをすくへり、やすらかにけ、やまひいえてすこやかになれ』
〔ヨハネ傳21章5節〕
5 イエスたまふ『どもよ、ものありしか』かれら『なし』とこたふ。
be
〔詩篇32章1節〕
1 そのとがをゆるされそのつみをおほはれしものはさいはひなり
〔詩篇32章2節〕
2 不義ふぎをヱホバに負󠄅おはせられざるものこゝろにいつはりなきものはさいはひなり
〔傳道之書9章7節〕
7 なんぢゆき喜悅よろこびをもてなんぢのパンを食󠄃くらたのしこゝろをもなんぢさけかみひさしくなんぢ行爲わざ嘉納󠄃よみしたまへばなり
〔イザヤ書40章1節〕
1 なんぢらのかみいひたまはく なぐさめよ汝等なんぢらわがたみをなぐさめよ
〔イザヤ書40章2節〕
2 ねんごろにヱルサレムにかたこれによばはりつげよ その服󠄃役ふくえきすでに終󠄃をはり そのとがすでにゆるされたり そのもろもろのつみによりてヱホバのよりうけしところはばいしたりと
〔イザヤ書44章22節〕
22 われなんぢのとがくものごとくに消󠄃し なんぢのつみきりのごとくにちらせり なんぢわれにかへれわれなんぢをあがなひたればなり
〔エレミヤ記31章33節〕
33 されどかののちわがイスラエルのいへたてんところの契󠄅約けいやくこれなりすなはちわれわが律法おきてをかれらのうちにおきそのこゝろうへしるさんわれかれらのかみとなりかれらは我民わがたみとなるべしとヱホバいひたまふ
〔エレミヤ記31章34節〕
34 ひとおのおのそのとなりとその兄弟きやうだいをしへてなんぢヱホバをしれまたいはじそはせうよりだいにいたるまでこと〴〵われをしるべければなりとヱホバいひたまふわれかれらの不義ふぎゆるしそのつみをまたおもはざるべし
〔ルカ傳5章20節〕
20 イエスかれらの信仰しんかうひたまふ『ひとよ、なんぢつみゆるされたり』
〔ルカ傳7章47節〕
47 このゆゑわれなんぢにぐ、このをんなおほくのつみゆるされたり。そのあいすることおほいなればなり。ゆるさるることすくなものは、そのあいすることもまたすくなし』~(50) こゝにイエスをんなたまふ『なんぢの信仰しんかう、なんぢをすくへり、やすらかにけ』 〔ルカ傳7章50節〕
〔使徒行傳13章38節〕
38 このゆゑ兄弟きゃうだいたちよ、なんぢれ。このひとによりてつみゆるしのなんぢらにつたへらるることを。
〔使徒行傳13章39節〕
39 なんぢらモーセの律法おきてによりてとせられざりしすべてのことも、しんずるものみなこのひとによりてとせらるることを。
〔ロマ書4章6節〕
6 ダビデもまた行爲おこなひなくしてかみ認󠄃みとめらるるひと幸福さいはひにつきてへり。いはく、~(8) しゅつみ認󠄃みとたまはぬひと幸福さいはひなるかな』 〔ロマ書4章8節〕
〔ロマ書5章11節〕
11 しかのみならずいまわれらに和睦やはらぎさせたまへるわれらのしゅイエス・キリストにりてかみよろこぶなり。
〔コロサイ書1章12節〕
12 しかして《[*]》われらをひかりにある聖󠄄徒せいと嗣業しげふあづかるにものとしたまひし父󠄃ちち感謝かんしゃせんことなり。[*異本「汝ら」とあり。]~(14) われらは御子みこりて贖罪あがなひすなはちつみゆるしるなり。 〔コロサイ書1章14節〕
seeing
〔マタイ傳8章10節〕
10 イエスきてあやしみ、したがへる人々ひとびとたまふ『まことになんぢらにぐ、かゝあつ信仰しんかうはイスラエルのうち一人ひとりにだにしことなし。
〔マルコ傳2章4節〕
4 群衆ぐんじゅうによりて御許みもとにゆくことあたはざれば、いま所󠄃ところ屋根やね穿うがちあけて、中風ちゅうぶものとこのままおろせり。
〔マルコ傳2章5節〕
5 イエスかれらの信仰しんかうて、中風ちゅうぶものひたまふ『よ、なんぢつみゆるされたり』
〔ルカ傳5章19節〕
19 群衆ぐんじゅうによりてになるべき道󠄃みちざれば、屋根やねにのぼり、かはらけてとこのまま、人々ひとびとなかにイエスの前󠄃まへおろせり。
〔ルカ傳5章20節〕
20 イエスかれらの信仰しんかうひたまふ『ひとよ、なんぢつみゆるされたり』
〔ヨハネ傳2章25節〕
25 またひとうちにあることりたまへば、ひときてあかしするもの要󠄃えうせざるゆゑなり。
〔使徒行傳14章9節〕
9 このひとパウロのかたるをきゐたるが、パウロこれをとめ、すくはるべき信仰しんかうあるをて、
〔ヤコブ書2章18節〕
18 ひともまたはん『なんぢ信仰しんかうあり、われ行爲おこなひあり、なんぢ行爲おこなひなき信仰しんかうわれしめせ、われわが行爲おこなひによりて信仰しんかうなんぢしめさん』と。
they brought
〔マタイ傳4章24節〕
24 そのうはさあまねくシリヤにひろまり、人々ひとびとすべてのなやめるもの、すなはちさまざまのやまひ苦痛くるしみとにかゝれるもの、惡鬼あくきかれたるもの、癲癇てんかんおよび中風ちゅうぶものなどをきたりたれば、イエスこれいやしたまふ。
〔マタイ傳8章16節〕
16 ゆふべになりて、人々ひとびと惡鬼あくきかれたるものをおほく御許みもとにつれきたりたれば、イエスことばにてれい逐󠄃ひいだし、めるものをことごとくいやたまへり。
〔マルコ傳1章32節〕
32 ゆふべとなり、いりてのち人々ひとびとすべてのやまひあるもの惡鬼あくきかれたるものをイエスにきたり、
〔マルコ傳2章1節〕
1 數日すにちのち、またカペナウムにたまひしに、そのいへいますることをきて、~(3) ここに四人よにんになはれたる中風ちゅうぶもの人々ひとびとつれきたる。 〔マルコ傳2章3節〕
〔ルカ傳5章18節〕
18 よ、人々ひとびと中風ちゅうぶめるものを、とこにのせてになひきたり、これいへれて、イエスの前󠄃まへかんとすれど、
〔ルカ傳5章19節〕
19 群衆ぐんじゅうによりてになるべき道󠄃みちざれば、屋根やねにのぼり、かはらけてとこのまま、人々ひとびとなかにイエスの前󠄃まへおろせり。
〔使徒行傳5章15節〕
15 終󠄃つひには人々ひとびとめるもの大路おほじききたり、寢臺ねだいまたはとこうへにおく。これのうちたれにもせよ、ペテロの過󠄃ぎんとき、そのかげになりとおほはれんとてなり。
〔使徒行傳5章16節〕
16 又󠄂またエルサレムの周󠄃圍まはり町々まちまちよりおほくの人々ひとびとめるものけがれしれいなやまされたるものたづさへきたりてつどひたりしが、みないやされたり。
〔使徒行傳19章12節〕
12 すなは人々ひとびとかれのよりあるひ手拭てぬぐひあるひは前󠄃垂まへだれをとりてめるものくれば、やまひあくれいでたり。
thy sins

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よ、ある學者がくしゃこゝろうちにいふ『このひとかみけがすなり』
And, behold, certain of the scribes said within themselves, This man blasphemeth.


This
〔レビ記24章16節〕
16 ヱホバのけがものはかならずころされん全󠄃ぜん會衆くわいしうかならずいしをもてこれうつべしよそぐにひとにても自己おのれくにひとにてもヱホバのけがすにおいてはころさるべし
〔マタイ傳26章65節〕
65 ここにだい祭司さいしおのがころもきてふ『かれ瀆言けがしごとをいへり、なんほか證人しょうにんもとめん。よ、なんぢらいまこの瀆言けがしごとをきけり。
〔マルコ傳14章64節〕
64 なんぢら瀆言けがしごとけり、如何いかおもふか』かれらこぞりてイエスをあたるべきものとさだむ。
〔ヨハネ傳10章33節〕
33 ユダヤびとこたふ『なんぢをいしにてつはきわざのゆゑならず、瀆言けがしごとゆゑにして、なんぢひとなるにおのれかみとするゆゑなり』~(36) しかるに父󠄃ちち潔󠄄きよわかちて遣󠄃つかはたまひしものが「われはかみなり」とへばとて、なにぞ「瀆言けがしごとふ」といふか。 〔ヨハネ傳10章36節〕
〔使徒行傳6章11節〕
11 すなはあるものどもをそゝのかして『われらはステパノが、モーセとかみとをけがことばをいふをけり』とはしめ、~(13) 僞證者ぎしょうしゃててはしむ『このひとはこの聖󠄄せいなる所󠄃ところ律法おきてとに逆󠄃さからことばかたりてまず、 〔使徒行傳6章13節〕
certain
〔マタイ傳7章29節〕
29 それは學者がくしゃらのごとくならず、權威けんゐあるもののごとくをしたまへるゆゑなり。
〔マルコ傳2章6節〕
6 ある學者がくしゃたち其處そこしゐたるが、こゝろうちに、
〔マルコ傳2章7節〕
7 『このひとなんぞふか、これはかみけがすなり、かみひとりのほかたれつみゆるすことをべき』とろんぜしかば、
〔マルコ傳7章21節〕
21 それうちより、ひとこゝろより、しきおもひいづ、すなは淫行いんかう竊盜ぬすみ殺人ひとごろし
〔ルカ傳5章21節〕
21 こゝ學者がくしゃ・パリサイびとろんでてふ『瀆言けがしごとをいふひとたれぞ、かみよりほかたれつみゆるすことをべき』
〔ルカ傳7章39節〕
39 イエスをまねきたるパリサイびとこれをて、こゝろのうちにふ『このひともし預言者よげんしゃならばさはものたれ如何いかなるをんななるかをらん、かれ罪人つみびとなるに』
〔ルカ傳7章40節〕
40 イエスこたへてたまふ『シモン、われなんぢにふことあり』シモンいふ『よ、ひたまへ』

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イエスそのおもひりてたまふ『なにゆゑこゝろしきことをおもふか。
And Jesus knowing their thoughts said, Wherefore think ye evil in your hearts?


Wherefore
〔エゼキエル書38章10節〕
10 しゆヱホバかくいひたまふ其日そのひなんぢこゝろ思想おもひおこりあし謀計はかりごとをくはだてて
〔使徒行傳5章3節〕
3 こゝにペテロふ『アナニヤよ、なにゆゑなんぢのこゝろサタンに滿ち、聖󠄄せいれいたいいつはりて、地所󠄃ぢしょあたひ幾分󠄃いくぶんかくしたるぞ。
〔使徒行傳5章4節〕
4 りしときなんぢものなり、りてのちなんぢけんうちにあるにあらずや、なにとてかゝることをこゝろくはだてし。なんぢひとたいしてにあらず、かみたいしていつはりしなり』
〔使徒行傳5章9節〕
9 ペテロふ『なんぢらなにこゝろあはせてしゅ御靈みたまこゝろみんとせしか、よ、なんぢのをっとはうむりしものあし門口かどぐちにあり、なんぢをもまたかきいだすべし』
〔使徒行傳8章20節〕
20 ペテロかれふ『なんぢのぎんなんぢとともにほろぶべし、なんぢかねをもてかみ賜物たまものんとおもへばなり。~(22) れば、このあく悔改くいあらためてしゅいのれ、なんぢがこゝろおもひあるひはゆるされん。 〔使徒行傳8章22節〕
knowing
〔詩篇44章21節〕
21 かみはこれをたゞしたまはざらんや かみはこころのかくれたることをもしりたまふ
〔詩篇139章2節〕
2 なんぢはわがすわるをもたつをもしり 又󠄂またとほくよりわがおもひをわきまへたまふ
〔マタイ傳12章25節〕
25 イエスかれらのおもひりてたまふ『すべて分󠄃わかあらそくにはほろび、分󠄃わかあらそまちまたいへはたたず。
〔マタイ傳16章7節〕
7 弟子でしたちたがひに『《[*]》われらはパンをたづさへざりき』とかたふ。[*或は「これはパンを携へざりし故ならん」と譯す。]
〔マタイ傳16章8節〕
8 イエスこれりてたまふ『ああ信仰しんかううすきものよ、なにぞ《[*]》パンきことをかたふか。[*或は「パンなき故ならんと語り合ふか」と譯す。]
〔マルコ傳2章8節〕
8 イエスたゞちにかれがかくろんずるをこゝろさとりてたまふ『なにゆゑかゝることをこゝろろんずるか、
〔マルコ傳8章16節〕
16 弟子でしたちたがひに、これはパンゆゑならんとかたふ。
〔マルコ傳8章17節〕
17 イエスりてひたまふ『なんぞパンゆゑならんとかたふか、いまらぬか、さとらぬか、なんぢらのこゝろなほにぶきか。
〔マルコ傳12章15節〕
15 イエス詐僞いつはりなるをりて『なんぞわれこゝろむるか、デナリをきたりてわれせよ』とたまへば、
〔ルカ傳5章22節〕
22 イエスかれらのろんずることをさとり、こたへてたまふ『なにをこゝろのうちにろんずるか。
〔ルカ傳6章8節〕
8 イエスかれらのおもひりてなえたるひとに『起󠄃きてなかて』とたまへば、起󠄃きててり。
〔ルカ傳7章40節〕
40 イエスこたへてたまふ『シモン、われなんぢにふことあり』シモンいふ『よ、ひたまへ』
〔ルカ傳9章46節〕
46 こゝ弟子でしたちのうちに、たれおほいならんとの爭論あらそひおこりたれば、
〔ルカ傳9章47節〕
47 イエスそのこゝろ爭論あらそひりて、幼兒をさなごをとり御側みそばきてたまふ、
〔ルカ傳11章17節〕
17 イエスそのおもひりてたまふ『すべて分󠄃わかあらそくにほろび、分󠄃わかあらそいへたふる。
〔ヨハネ傳2章24節〕
24 れどイエスおのれかれらにまかたまはざりき。それはすべてのひとり、
〔ヨハネ傳2章25節〕
25 またひとうちにあることりたまへば、ひときてあかしするもの要󠄃えうせざるゆゑなり。
〔ヨハネ傳6章61節〕
61 イエス弟子でしたちのこれきてつぶやくをみづかりてたまふ『このことはなんぢらをつまづかするか。
〔ヨハネ傳6章64節〕
64 されどなんぢらのうちしんぜぬものどもあり』イエスはじめよりしんぜぬものどもはたれ、おのれをものたれなるかをたまへるなり。
〔ヨハネ傳16章19節〕
19 イエスそのはんとおもへるをりてたまふ『なんぢら「しばらくせばわれず、またしばらくしてわれるべし」とひしを尋󠄃たづねあふか。
〔ヨハネ傳16章30節〕
30 われいまなんぢのたまはぬ所󠄃ところなく、またひとなんぢふをたまはぬことをる。これによりてなんぢかみよりできたりたまひしことをしんず』
〔ヨハネ傳21章17節〕
17 三度みたびいひたまふ『ヨハネのシモンよ、われを《[△]》あいするか』ペテロ三度みたび『われを《[△]》あいするか』とたまふをうれひてふ『しゅよ、りたまはぬところなし、わがなんぢを《[△]》あいすることは、なんぢりたまふ』イエスたまふ『わがひつじをやしなへ。[*と△と原語を異にす。]
〔ヘブル書4章12節〕
12 かみことば生命いのちあり、能力ちからあり、兩刃󠄃もろはつるぎよりもくして、精神せいしん靈魂たましひ關節󠄄ふしぶし骨髓こつずゐ透󠄃とほしてこれ割󠄅わかち、こゝろおもひ志望󠄇こゝろざしとをためすなり。
〔ヘブル書4章13節〕
13 また造󠄃つくられたるものひとつとしてかみ前󠄃まへあらはれぬはなし、よろづものわれらがかゝはれるかみのまへにはだかにてあらはるるなり。
〔ヨハネ黙示録2章23節〕
23 又󠄂またかれの子供こどもころさん、かくてもろもろの敎會けうくわいは、わがひとむらとこゝろとをきはむるものなるをるべし、われなんぢおのおのの行爲おこなひしたがひてむくいん。

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なんぢつみゆるされたりとふと、起󠄃きてあゆめとふと、いづれやすき。
For whether is easier, to say, Thy sins be forgiven thee; or to say, Arise, and walk?


Arise
〔イザヤ書35章5節〕
5 そのとき瞽者めしひはひらけ聾者みみしひみゝはあくことをべし
〔イザヤ書35章6節〕
6 そのとき跛者あしなへ鹿しかごとくにとびはしり啞者おふししたはうたうたはん そは荒野あれのみづわきいで沙漠さばくかはながるべければなり
〔ヨハネ傳5章8節〕
8 イエスたまふ『起󠄃きよ、とこりあげてあゆめ』~(14) こののちイエスみやにてかれ遇󠄃ひてひたまふ『よ、なんぢ癒󠄄えたり。ふたゝつみをかすな、おそらくはさらおほいなるしきことなんぢ起󠄃おこらん』 〔ヨハネ傳5章14節〕
〔ヨハネ傳5章17節〕
17 イエスこたたまふ『わが父󠄃ちちいまにいたるまではたらたまふ、われもまたはたらくなり』
〔ヨハネ傳5章18節〕
18 これりてユダヤびといよいよイエスをころさんとおもふ。それは安息あんそくにちやぶるのみならず、かみ父󠄃ちちといひておのれかみひとしきものになしたまひしゆゑなり。
〔使徒行傳3章6節〕
6 ペテロふ『きんぎんわれになし、れどわれるものをなんぢあたふ、ナザレのイエス・キリストのによりてあゆめ』~(11) かくかれがペテロとヨハネとにりすがりるほどに、たみみなはなはだしくをどろきてソロモンのらうとなふるらうせつどふ。 〔使徒行傳3章11節〕
〔使徒行傳3章16節〕
16 かくてその御名みなしんずるにりてその御名みなは、なんぢらのるところるところのひとつよくしたり。イエスによる信仰しんかうなんぢもろもろの前󠄃まへにてかゝ全󠄃癒󠄄ぜんゆさせたり。
〔使徒行傳4章9節〕
9 われらがめるものになししわざき、その如何いかにしてすくはれしかを今日けふもしたゞさるるならば、
〔使徒行傳4章10節〕
10 なんぢ一同いちどうおよびイスラエルのたみみなれ、このひとすこやかになりてなんぢらの前󠄃まへつは、ナザレのイエス・キリスト、すなはなんぢらが十字架じふじかけ、かみ死人しにんうちよりよみがへらせたまひしものることを。
〔使徒行傳9章34節〕
34 かくてペテロこれに『アイネヤよ、イエス・キリストなんぢいやしたまふ、起󠄃きてとこをさめよ』とひたれば、たゞちに起󠄃きたり。
〔使徒行傳14章8節〕
8 ルステラにあし弱󠄃よわひとありてしゐたり、うまれながらの跛者あしなへにてかつあゆみたることなし。~(11) 群衆ぐんじゅう、パウロのししことをこゑげ、ルカオニヤの國語くにことばにて『かみたちひとかたちをかりてわれらにくだたまへり』とひ、 〔使徒行傳14章11節〕
whether
〔マルコ傳2章9節〕
9 中風ちゅうぶものに「なんぢのつみゆるされたり」とふと「起󠄃きよ、とこをとりてあゆめ」とふと、いづれやすき。~(12) かれおきてたゞちにとこをとりあげ、人々ひとびと眼前󠄃まのあたりいでけば、みなおどろき、かつかみあがめてふ『われらかくごときことはえてざりき』
〔マルコ傳2章12節〕
〔ルカ傳5章23節〕
23 「なんぢのつみゆるされたり」とふと「起󠄃きてあゆめ」とふといづれやすき、~(25) かれ立刻たちどころ人々ひとびと前󠄃まへにて起󠄃きあがり、しゐたるとこをとりあげ、かみあがめつつおのいへかへりたり。 〔ルカ傳5章25節〕

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ひとにてつみゆる權威けんゐあることをなんぢらにらせんために』――ここに中風ちゅうぶものたまふ――『起󠄃きよ、とこをとりてなんぢいへにかへれ』
But that ye may know that the Son of man hath power on earth to forgive sins, (then saith he to the sick of the palsy,) Arise, take up thy bed, and go unto thine house.


Arise
〔マタイ傳9章5節〕
5 なんぢつみゆるされたりとふと、起󠄃きてあゆめとふと、いづれやすき。
〔ルカ傳13章11節〕
11 よ、じふはちねんのあひだ、やまひれいかれたるをんなあり、かゞまりてすこしもぶることあたはず。~(13) これきたまへば、立刻たちどころぐにしてかみあがめたり。 〔ルカ傳13章13節〕
〔使徒行傳9章34節〕
34 かくてペテロこれに『アイネヤよ、イエス・キリストなんぢいやしたまふ、起󠄃きてとこをさめよ』とひたれば、たゞちに起󠄃きたり。
that the
〔イザヤ書43章25節〕
25 われこそわれみづからのゆゑによりてなんぢのとがをけしなんぢのつみをこゝろにとめざるなれ
〔ミカ書7章18節〕
18 いづれかみなんぢしかなんぢつみゆるしその產業さんげふ遺󠄃餘者のこりのものとが見過󠄃みすぐしたまふなり かみ憐憫あはれみよろこぶがゆゑにその震怒いかりながたもちたまはず
〔マルコ傳2章7節〕
7 『このひとなんぞふか、これはかみけがすなり、かみひとりのほかたれつみゆるすことをべき』とろんぜしかば、
〔マルコ傳2章10節〕
10 ひとにてつみゆる權威けんゐあることを、なんぢらにらせんために』――中風ちゅうぶものたまふ――
〔ルカ傳5章21節〕
21 こゝ學者がくしゃ・パリサイびとろんでてふ『瀆言けがしごとをいふひとたれぞ、かみよりほかたれつみゆるすことをべき』
〔ヨハネ傳5章21節〕
21 父󠄃ちちにしもの起󠄃おこしていかたまふごとく、もまたおのほっするものいかすなり。~(23) これすべてのひと父󠄃ちちうやまふごとくにうやまはんためなり。うやまはぬものこれ遣󠄃つかはたまひし父󠄃ちちをもうやまはぬなり。 〔ヨハネ傳5章23節〕
〔ヨハネ傳10章28節〕
28 われかれらに永遠󠄄とこしへ生命いのちあたふれば、かれらは永遠󠄄とこしへほろぶることなく、又󠄂またかれらをよりうばものあらじ。
〔ヨハネ傳17章2節〕
2 なんぢよりたまはりしすべてのものに、永遠󠄄とこしへ生命いのちあたへしめんとて、萬民ばんみんをさむる權威けんゐたまひたればなり。
〔ヨハネ傳20章21節〕
21 イエスまたひたまふ『平󠄃安へいあんなんぢらにれ、父󠄃ちちわれ遣󠄃つかはたまへるごとく、われまたなんぢらを遣󠄃つかはす』~(23) なんぢたれつみゆるすともつみゆるされ、たれつみとゞむるともつみとどめらるべし』
〔ヨハネ傳20章23節〕
〔使徒行傳5章31節〕
31 かみかれきみとし救主すくひぬしとしておのみぎにあげ、悔改くいあらためつみゆるしとをイスラエルにあたへしめたまふ。
〔使徒行傳7章59節〕
59 かくかれがステパノをいしにててるとき、ステパノびてふ『しゅイエスよ、れいけたまへ』
〔使徒行傳7章60節〕
60 またひざまづきて大聲おほごゑに『しゅよ、このつみかれらの負󠄅はせたまふな』とよばはる。ひてねむりけり。
〔コリント後書2章10節〕
10 なんぢら何事なにごとにてもひとゆるさばわれまたこれをゆるさん、われゆるしたることあらば、なんぢらのためにキリストの前󠄃まへゆるしたるなり。
〔コリント後書5章20節〕
20 されば我等われらはキリストの使者つかひたり、あたかかみ我等われらによりてなんぢらをすゝたまふがごとし。我等われらキリストにかわりてねがふ、なんぢらかみやはらげ。
〔エペソ書4章32節〕
32 たがひ仁慈なさけ憐憫あはれみとあれ、キリストにりてかみなんぢらをゆるたまひしごとくなんぢらもたがひゆるせ。
〔コロサイ書3章13節〕
13 またたがひ忍󠄄しのびあひ、ひとむべきことあらばたがひゆるせ、しゅなんぢらをゆるたまへるごとなんぢらもしかすべし。

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かれおきて、そのいへにかへる。
And he arose, and departed to his house.


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群衆ぐんじゅうこれをておそれ、かゝ能力ちからひとにあたへたまへるかみあがめたり。

But when the multitudes saw it, they marvelled, and glorified God, which had given such power unto men.


and
〔マタイ傳15章31節〕
31 群衆ぐんじゅうは、啞者おふしものいひ、不具󠄄かたは癒󠄄え、跛者あしなへあゆみ、盲人めしひえたるをこれあやしみ、イスラエルのかみあがめたり。
〔ルカ傳5章25節〕
25 かれ立刻たちどころ人々ひとびと前󠄃まへにて起󠄃きあがり、しゐたるとこをとりあげ、かみあがめつつおのいへかへりたり。
〔ルカ傳17章15節〕
15 そのうち一人ひとり、おのがいやされたるをて、大聲おほごゑかみあがめつつかへりきたり、
〔ルカ傳23章47節〕
47 百卒長ひゃくそつちゃうこのりしことて、かみあがめてふ『じつにこのひと義人ぎじんなりき』
〔使徒行傳4章21節〕
21 たみみなりしこときてかみあがめたれば、かれらをばっするによしなく、さらにまたおびやかしてゆるせり。
〔ガラテヤ書1章24節〕
24 わがことによりてかみあがめたり。
when
〔マタイ傳12章23節〕
23 群衆ぐんじゅうみなをどろきてふ『これはダビデのにあらぬか』
〔マタイ傳15章31節〕
31 群衆ぐんじゅうは、啞者おふしものいひ、不具󠄄かたは癒󠄄え、跛者あしなへあゆみ、盲人めしひえたるをこれあやしみ、イスラエルのかみあがめたり。
〔マルコ傳2章12節〕
12 かれおきてたゞちにとこをとりあげ、人々ひとびと眼前󠄃まのあたりいでけば、みなおどろき、かつかみあがめてふ『われらかくごときことはえてざりき』
〔マルコ傳7章37節〕
37 またはなはだしく打驚うちをどろきてふ『かれのししことみなよし、聾者みゝしひをもきこえしめ、啞者おふしをもものいはしむ』
〔ルカ傳5章26節〕
26 人々ひとびとみないたをどろきてかみをあがめおそれ滿ちてふ『今日けふわれらめづらしきことたり』
〔ルカ傳7章16節〕
16 人々ひとびとみなおそれをいだき、かみあがめてふ『おほいなる預言者よげんしゃ、われらのうちおこれり』またふ『かみそのたみ顧󠄃かへりたまへり』

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イエス此處ここより進󠄃すゝみて、マタイといふひと收税所󠄃しうぜいしょしをるをて『われしたがへ』とたまへば、ちてしたがへり。

And as Jesus passed forth from thence, he saw a man, named Matthew, sitting at the receipt of custom: and he saith unto him, Follow me. And he arose, and followed him.


Follow
〔列王紀略上19章19節〕
19 エリヤ彼處かしこよりゆきてシヤパテのエリシヤに遭󠄃かれは十二くびきうしその前󠄃まへゆかしめておのれそのだい十二のうしともにありてたがへたりエリヤかれ所󠄃ところにわたりゆきて外套うはぎそのうへにかけたれば~(21) エリシヤかれをはなれて還󠄃かへひとくびきうしをとりてこれをころしうし器具󠄄うつはたきそのにくたみにあたへて食󠄃くらはしめ起󠄃たちきエリヤにしたがひてこれつかへたり 〔列王紀略上19章21節〕
〔マタイ傳4章18節〕
18 かくて、ガリラヤの海邊うみべをあゆみて、二人ふたり兄弟きゃうだいペテロといふシモンとその兄弟きゃうだいアンデレとが、うみあみちをるをたまふ、かれらは漁人すなどりびとなり。~(22) たゞちにふね父󠄃ちちとをきてしたがふ。 〔マタイ傳4章22節〕
〔ガラテヤ書1章16節〕
16 御子みこうちあらはして福音󠄃ふくいん異邦人いはうじん宣傳のべつたへしむるをしとしたまへるとき、われたゞちに血肉けつにくはからず、
Levi
〔ルカ傳15章1節〕
1 取税人しゅぜいにん罪人つみびとどもみな御言みことばかんとて近󠄃寄ちかよりたれば、
〔ルカ傳15章2節〕
2 パリサイびと學者がくしゃつぶやきてふ、『このひと罪人つみびと迎󠄃むかへて食󠄃しょくともにす』
〔ルカ傳19章2節〕
2 よ、をザアカイといふひとあり、取税人しゅぜいにんかしらにてめるものなり。~(10) それひときたれるは、せたるもの尋󠄃たづねてすくはんためなり』
〔ルカ傳19章10節〕
named
〔マタイ傳21章31節〕
31 この二人ふたりのうちいづれ父󠄃ちち意󠄃こゝろしし』かれらいふ『のちものなり』イエスたまふ『まことになんぢらにぐ、取税人しゅぜいにん遊󠄃女あそびめとはなんぢらにさきだちてかみくにるなり。
〔マタイ傳21章32節〕
32 それヨハネ道󠄃みちをもてきたりしに、なんぢらはかれしんぜず、取税人しゅぜいにん遊󠄃女あそびめとはしんじたり。しかるになんぢらはこれのちもなほ悔改くいあらためずしてしんぜざりき。
〔マルコ傳2章14節〕
14 かく過󠄃くとき、アルパヨのレビの、收税所󠄃しうぜいしょしをるをて『われにしたがへ』とたまへば、ちてしたがへり。~(17) イエスきてたまふ『すこやかなるものは、醫者いしゃ要󠄃えうせず、ただやまひあるもの、これを要󠄃えうす。われたゞしきものまねかんとにあらで、罪人つみびとまねかんとてきたれり』
〔マルコ傳2章17節〕
〔ルカ傳5章27節〕
27 このことのちイエスでて、レビといふ取税人しゅぜいにん收税所󠄃しうぜいしょしをるをて『われにしたがへ』とたまへば、
〔ルカ傳5章28節〕
28 一切いっさいておき、起󠄃ちてしたがへり。
〔ルカ傳15章1節〕
1 取税人しゅぜいにん罪人つみびとどもみな御言みことばかんとて近󠄃寄ちかよりたれば、
〔ルカ傳15章2節〕
2 パリサイびと學者がくしゃつぶやきてふ、『このひと罪人つみびと迎󠄃むかへて食󠄃しょくともにす』
〔ルカ傳19章2節〕
2 よ、をザアカイといふひとあり、取税人しゅぜいにんかしらにてめるものなり。~(10) それひときたれるは、せたるもの尋󠄃たづねてすくはんためなり』
〔ルカ傳19章10節〕

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いへにて食󠄃事しょくじせきにつき居給ゐたまふとき、よ、おほくの取税人しゅぜいにん罪人つみびときたりて、イエスおよ弟子でしたちとともつらなる。
And it came to pass, as Jesus sat at meat in the house, behold, many publicans and sinners came and sat down with him and his disciples.


as
〔マルコ傳2章15節〕
15 しかしていへにて食󠄃事しょくじせきにつき居給ゐたまふとき、おほくの取税人しゅぜいにん罪人つみびとら、イエスおよ弟子でしたちとともせきつらなる、これらのものおほくて、イエスにしたがへるなり。
〔マルコ傳2章16節〕
16 パリサイびと學者がくしゃら、イエスの罪人つみびと取税人しゅぜいにんとともに食󠄃しょくたまふをて、その弟子でしたちにふ『なにゆゑ取税人しゅぜいにん罪人つみびととともに食󠄃しょくするか』
〔マルコ傳2章17節〕
17 イエスきてたまふ『すこやかなるものは、醫者いしゃ要󠄃えうせず、ただやまひあるもの、これを要󠄃えうす。われたゞしきものまねかんとにあらで、罪人つみびとまねかんとてきたれり』
〔ルカ傳5章29節〕
29 レビおのいへにて、イエスのためおほいなる饗宴ふるまひまうけしに、取税人しゅぜいにんおよびほか人々ひとびとおほく、食󠄃事しょくじせきつらなりゐたれば、~(32) われたゞしきものまねかんとにあらで、罪人つみびとまねきて悔改くいあらためさせんとてきたれり』 〔ルカ傳5章32節〕
many
〔マタイ傳5章46節〕
46 なんぢらおのれあいするものあいすともなにむくいをかべき、取税人しゅぜいにんしかするにあらずや。
〔マタイ傳5章47節〕
47 兄弟きゃうだいにのみ挨拶あいさつすともなに勝󠄃まさることかある、異邦人いはうじんしかするにあらずや。
〔ヨハネ傳9章31節〕
31 かみ罪人つみびとたまはねど、敬虔けいけんにして御意󠄃みこゝろをおこなふひとたまふことをわれらはる。
〔テモテ前書1章13節〕
13 われさきにはけがもの迫󠄃害󠄅はくがいするもの暴行ばうかうものなりしに、われ忠實ちゅうじつなるものとして、このつとめにんたまひたればなり。われしんぜぬときらずしておこなひしゆゑ憐憫あはれみかうむれり。~(16) しかるに憐憫あはれみかうむりしは、キリスト・イエスわれかしら寛容くわんようをことごとくあらはし、こののち、かれをしんじて永遠󠄄とこしへ生命いのちけんとするもの模範もはんとなしたまはんためなり。 〔テモテ前書1章16節〕

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パリサイびとこれを弟子でしたちにふ『なにゆゑなんぢらのは、取税人しゅぜいにん罪人つみびとらととも食󠄃しょくするか』
And when the Pharisees saw it, they said unto his disciples, Why eateth your Master with publicans and sinners?


Why
〔イザヤ書65章5節〕
5 ひとにいふなんぢ其處そこにたちてわれにちかづくなかれ そはわれなんぢよりも聖󠄄きよしと かれらはわがはなのけぶり終󠄃日ひねもすもゆるなり
〔マタイ傳11章19節〕
19 ひときたりて飮食󠄃のみくひすれば「よ、食󠄃しょくむさぼり、さけこのひと、また取税人しゅぜいにん罪人つみびとともなり」とふなり。されど智慧󠄄ちゑおのが《[*]》わざによりてたゞしとせらる』[*異本「子」とあり。]
〔ルカ傳5章30節〕
30 パリサイびとおよび曹輩ともがら學者がくしゃら、イエスの弟子でしたちにむかひ、つぶやきてふ『なにゆゑなんぢらは取税人しゅぜいにん罪人つみびとらととも飮食󠄃のみくひするか』
〔ルカ傳15章1節〕
1 取税人しゅぜいにん罪人つみびとどもみな御言みことばかんとて近󠄃寄ちかよりたれば、
〔ルカ傳15章2節〕
2 パリサイびと學者がくしゃつぶやきてふ、『このひと罪人つみびと迎󠄃むかへて食󠄃しょくともにす』
〔ルカ傳19章7節〕
7 人々ひとびとみなこれつぶやきてふ『かれは罪人つみびといへりてきゃくとなれり』
〔コリント前書5章9節〕
9 われ前󠄃さきふみにて淫行いんかうものまじはるなとおくりしは、~(11) ただ《[*]》兄弟きゃうだいとなふるものうちあるひ淫行いんかうのものあるひ貪欲どんよくのものあるひ偶像ぐうざうをがもの、あるひはのゝしるものあるひさけふものあるひうばものあらば、かゝひとまじはることなく、とも食󠄃しょくすることだにすなとの意󠄃こゝろなり。[*或は「今また書き贈る、兄弟……すな」と譯す。] 〔コリント前書5章11節〕
〔ガラテヤ書2章15節〕
15 われらは生來うまれながらのユダヤびとにして罪人つみびとなる異邦人いはうじんにあらざれども、
〔ヘブル書5章2節〕
2 かれみづからも弱󠄃よわきまとはるるがゆゑに、無知むちなるもの迷󠄃まよへるものおも遣󠄃ることをるなり。
〔ヨハネ第二書1章10節〕
10 ひともしをしへたずしてなんぢらにきたらば、これいへるな、やすかれとふな。
they said
〔マルコ傳2章16節〕
16 パリサイびと學者がくしゃら、イエスの罪人つみびと取税人しゅぜいにんとともに食󠄃しょくたまふをて、その弟子でしたちにふ『なにゆゑ取税人しゅぜいにん罪人つみびととともに食󠄃しょくするか』
〔マルコ傳9章14節〕
14 あひとも弟子でしたちのもときたりて、おほいなる群衆ぐんじゅうこれめぐり、學者がくしゃたちのこれろんじゐたるをたまふ。~(16) イエスたまふ『なんぢらなにかれらとろんずるか』 〔マルコ傳9章16節〕

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これきてひたまふ『すこやかなるもの醫者いしゃ要󠄃えうせず、ただめるものこれを要󠄃えうす。
But when Jesus heard that, he said unto them, They that be whole need not a physician, but they that are sick.


They that be whole
〔詩篇6章2節〕
2 ヱホバよわれをあはれみたまへ われしぼみおとろふなり ヱホバよわれいやしたまへ わがほねわななきふるふ
〔詩篇41章4節〕
4 われいへらくヱホバよわれをあはれみわがたましひをいやしたまへ われなんぢにむかひてつみををかしたりと
〔詩篇147章3節〕
3 ヱホバはこゝろのくだけたるものをいやしそのきずをつつみたまふ
〔エレミヤ記17章14節〕
14 ヱホバよわれいやたまらばわれいえんわれをすくひたまへさらばわれすくはれんなんぢはわがほむるものなり
〔エレミヤ記30章17節〕
17 ヱホバいふわれなんぢ膏藥かうやくなんぢきずいやさんそはひとなんぢすてられしものとよび尋󠄃たづねものなきシオンといへばなり
〔エレミヤ記33章6節〕
6 よわれ卷布まきぬの良藥よきくすりをこれにもちきたりて人々ひと〴〵いや平󠄃康やすき眞實まこと豐厚ゆたかなるをこれにしめさん
〔ホセア書14章4節〕
4 われかれらの反逆󠄃そむきいやよろこびてこれあいせんいかりはかれをはなさりたり
〔マルコ傳2章17節〕
17 イエスきてたまふ『すこやかなるものは、醫者いしゃ要󠄃えうせず、ただやまひあるもの、これを要󠄃えうす。われたゞしきものまねかんとにあらで、罪人つみびとまねかんとてきたれり』
〔ルカ傳5章31節〕
31 イエスこたへてひたまふ『健康けんかうなるもの醫者いしゃ要󠄃えうせず、ただやまひあるもの、これを要󠄃えうす。
〔ルカ傳8章43節〕
43 こゝじふ二年にねんこのかた血漏ちらうわづらひて《[*]》醫者いしゃためおの身代しんだいをことごとくつひやしたれども、たれにも癒󠄄いやされざりしをんなあり。[*異本「醫者の爲に己が身代を悉く費しれれども」の句なし。]
〔ルカ傳9章11節〕
11 れど群衆ぐんじゅうこれをりてしたがきたりたれば、かれらをけて、かみくにことかたり、かつ治療ちれう要󠄃えうする人々ひとびといやしたまふ。
〔ルカ傳18章11節〕
11 パリサイびと、たちてこゝろうちいのる「かみよ、われはほかのひとの、强奪うばひ不義ふぎ姦淫かんいんするがごとものならず、又󠄂またこの取税人しゅぜいにんごとくならぬを感謝かんしゃす。~(13) しかるに取税人しゅぜいにんはるかちて、てんくることだにせず、むねちてふ「かみよ、罪人つみびとなるわれあはれみたまへ」 〔ルカ傳18章13節〕
〔ロマ書7章9節〕
9 われかつ律法おきてなくしてきたれど、誡命いましめきたりしときつみき、われにたり。~(24) あゝわれなやめるひとなるかな、からだよりわれすくはんものたれぞ。 〔ロマ書7章24節〕
〔ヨハネ黙示録3章17節〕
17 なんぢ、われめり、ゆたかなり、ともしき所󠄃ところなしとひて、おのなやめるものあはれむべきもの貧󠄃まづしきもの盲目めしひなるものはだかなるものたるをらざれば、
〔ヨハネ黙示録3章18節〕
18 われなんぢにすゝむ、なんぢわれよりにてりたるきんひてめ、しろころもひてまとひ、なんぢの裸體はだかはぢあらはさざれ、眼藥めぐすりひてなんぢり、ることをよ。

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なんぢらきてまなべ「われ憐憫あはれみこのみて、犧牲いけにへこのまず」とは如何いかなる意󠄃こゝろぞ。われたゞしきものまねかんとにあらで、罪人つみびとまねかんとてきたれり』

But go ye and learn what that meaneth, I will have mercy, and not sacrifice: for I am not come to call the righteous, but sinners to repentance.


I will
〔箴言21章3節〕
3 正義ただしき公平󠄃こうへいおこなふは犧牲いけにへよりもまさりてヱホバによろこばる
〔ホセア書6章6節〕
6 われは愛情󠄃いつくしみをよろこびて犧牲いけにへをよろこばずかみをしるをよろこぶこと燔祭はんさいにまされり
〔ミカ書6章6節〕
6 われヱホバの前󠄃まへなにをもちゆきてたかかみはいせん 燔祭はんさいものおよび當歳たうさいこうしをもてその御前󠄃みまへにいたるべきか~(8) ひとかれさきに善事よきことなになるをなんぢつげたり ヱホバのなんぢ要󠄃もとめたまふことたゞ正義ただしきおこな憐憫あはれみあい謙󠄃遜へりくだりてなんぢかみとともにあゆことならずや
〔ミカ書6章8節〕
but
〔イザヤ書55章6節〕
6 なんぢら遇󠄃あふことをうるにヱホバを尋󠄃たづねよ 近󠄃ちかくゐたまふによびもとめよ
〔イザヤ書55章7節〕
7 あしきものはその途󠄃みちをすて よこしまなるひとはその思念おもひをすててヱホバにかへれ さらば憐憫あはれみをほどこしたまはん 我等われらかみにかへれゆたかゆるしをあたへたまはん
〔マタイ傳3章2節〕
2 『なんぢら悔改くいあらためよ、天國てんこく近󠄃ちかづきたり』
〔マタイ傳3章8節〕
8 さらば悔改くいあらため相應ふさはしきむすべ。
〔マタイ傳4章17節〕
17 このときよりイエスをしへべはじめてたまふ『なんぢら悔改くいあらためよ、天國てんこく近󠄃ちかづきたり』
〔マタイ傳11章20節〕
20 こゝにイエスおほくの能力ちからあるわざおこなたまへる町々まちまち悔改くいあらためぬによりて、これめはじめたまふ、
〔マタイ傳11章21節〕
21禍害󠄅わざはひなるかな、コラジンよ、禍害󠄅わざはひなるかな、ベツサイダよ、なんぢらのうちにておこなひたる能力ちからあるわざをツロとシドンとにておこなひしならば、かれらははや荒布あらぬの灰󠄃はひなかにて悔改くいあらためしならん。
〔マタイ傳21章28節〕
28 なんぢら如何いかおもふか、あるひとふたりのありしが、そのあににゆきてふ「よ、今日けふ葡萄園ぶだうぞのきてはたらけ」~(32) それヨハネ道󠄃みちをもてきたりしに、なんぢらはかれしんぜず、取税人しゅぜいにん遊󠄃女あそびめとはしんじたり。しかるになんぢらはこれのちもなほ悔改くいあらためずしてしんぜざりき。
〔マタイ傳21章32節〕
〔ルカ傳15章7節〕
7 われなんぢらにぐ、かくのごとく悔改くいあらたむる一人ひとり罪人つみびとのためには、悔改くいあらため必要󠄃ひつえうなきじふにんたゞしきものにも勝󠄃まさりて、てん歡喜よろこびあるべし。
〔ルカ傳24章47節〕
47 かつそのによりてつみゆるしさする悔改くいあらためは、エルサレムよりはじまりて、もろもろの國人くにびと宣傳のべつたへらるべしと。
〔使徒行傳2章38節〕
38 ペテロこたふ『なんぢら悔改くいあらためて、おのおのつみゆるしんためにイエス・キリストのによりてバプテスマをけよ、らば聖󠄄せいれい賜物たまものけん。
〔使徒行傳3章19節〕
19 ればなんぢつみ消󠄃されんため悔改くいあらためてこゝろてんぜよ。
〔使徒行傳5章31節〕
31 かみかれきみとし救主すくひぬしとしておのみぎにあげ、悔改くいあらためつみゆるしとをイスラエルにあたへしめたまふ。
〔使徒行傳11章18節〕
18 人々ひとびとこれをきて默然もくねんたりしが、やがかみあがめてふ『さればかみ異邦人いはうじんにも生命いのちさする悔改くいあらためあたたまひしなり』
〔使徒行傳17章30節〕
30 かみかゝ無知むち時代じだい過󠄃すごしにたまひしが、いま何處いづこにてもすべてのひと悔改くいあらたむべきことをげたまふ。
〔使徒行傳17章31節〕
31 さきたまひし一人ひとりによりてをもて世界せかいさばかんためにをさだめ、かれ死人しにんうちよりよみがへらせて保證ほしょう萬人ばんにんあたたまへり』
〔使徒行傳20章21節〕
21 ユダヤびとにもギリシヤびとにも、かみたいして悔改くいあらため、われらのしゅイエスにたいして信仰しんかうすべきことをあかしせり。
〔使徒行傳26章18節〕
18 そのをひらきて暗󠄃くらきよりひかりに、サタンの權威けんゐよりかみかへらせ、われたいする信仰しんかうによりてつみゆるし潔󠄄きよめられたるもののうちの嗣業しげふとをしめん」と。~(20) づダマスコにるものつぎにエルサレムおよびユダヤ全󠄃國ぜんこく、また異邦人いはうじんにまで悔改くいあらためてかみちかへり、悔改くいあらためにかなふわざをなすべきことを宣傅のべつたへたり。 〔使徒行傳26章20節〕
〔ロマ書2章4節〕
4 かみ仁慈なさけなんぢを悔改くいあらため導󠄃みちびくをらずして、その仁慈なさけ忍󠄄耐にんたい寛容くわんようとのゆたかなるをかろんずるか。~(6) かみはおのおのの所󠄃作しわざしたがひてむくい、 〔ロマ書2章6節〕
〔テモテ前書1章15節〕
15 『キリスト・イエス罪人つみびとすくはんためきたたまへり』とは、しんずべくまさしくくべきことばなり、罪人つみびとうちにてわれかしらなり。
〔テモテ後書2章25節〕
25 逆󠄃さからものをば柔和にうわをもていましむべし、かみあるひはかれらに悔改くいあらたむるこゝろたまひて眞理しんりさとらせたまはん。
〔テモテ後書2章26節〕
26 かれ一度ひとたび惡魔󠄃あくまとらはれたれど、めてそのわなをのがれかみ御心みこゝろおこなふにいたらん。
〔ペテロ後書3章9節〕
9 しゅその約束やくそくはたすにおそきは、あるひとおそしとおもふがごときにあらず、ただ一人ひとりほろぶるをも望󠄇のぞたまはず、すべてのひと悔改くいあらためいたらんことを望󠄇のぞみて、なんぢらをなが忍󠄄しのたまふなり。
go
〔マタイ傳12章3節〕
3 かれらにたまふ『ダビデがその伴󠄃ともなへる人々ひとびととともに飢󠄄ゑしとき、ししことまぬか。
〔マタイ傳12章5節〕
5 また安息あんそくにち祭司さいしらはみやうちにて安息あんそくにちをかせども、つみなきことを律法おきてにてまぬか。
〔マタイ傳12章7節〕
7 「われ憐憫あはれみこのみて、犧牲いけにへこのまず」とは如何いかなる意󠄃こころかを、なんぢりたらんには、つみなきものつみせざりしならん。
〔マタイ傳19章4節〕
4 こたへてひたまふ『ひと造󠄃つくたまひしもの、元始はじめよりこれをとこをんなとに造󠄃つくり、しかして、
〔マタイ傳21章42節〕
42 イエスひたまふ『聖󠄄書せいしょに、 「造󠄃家者いへつくりらのてたるいしは、 これぞすみ首石おやいしとなれる、 これしゅによりてれるにて、 われらのにはくすしきなり」とあるをなんぢいままぬか。
〔マタイ傳22章31節〕
31 死人しにん復活よみがへりきてはかみなんぢらにげて、
〔マタイ傳22章32節〕
32われはアブラハムのかみ、イサクのかみ、ヤコブのかみなり」とたまへることをいままぬか。かみにたるものかみにあらず、けるものかみなり』
〔マルコ傳12章26節〕
26 にたるものよみがへることきては、モーセのふみなかなるしばくだりに、かみモーセに「われはアブラハムのかみ、イサクのかみ、ヤコブのかみなり」とたまひしことあるを、いままぬか。
〔ルカ傳10章26節〕
26 イエスひたまふ『律法おきてなにしるしたるか、なんぢいかにむか』
〔ヨハネ傳10章34節〕
34 イエスこたたまふ『なんぢらの律法おきてに「われふ、なんぢらはかみなり」としるされたるにあらずや。
to call
〔マタイ傳18章11節〕
11 [なし]《[*]》[*異本「それ人の子の來れるに失せたる者を救はん爲なり」との句あり。]~(13) もしこれ見出みいださば、まことなんぢらにぐ、迷󠄃まよはぬじふひき勝󠄃まさりて一匹いっぴきよろこばん。 〔マタイ傳18章13節〕
〔マルコ傳2章17節〕
17 イエスきてたまふ『すこやかなるものは、醫者いしゃ要󠄃えうせず、ただやまひあるもの、これを要󠄃えうす。われたゞしきものまねかんとにあらで、罪人つみびとまねかんとてきたれり』
〔ルカ傳5章32節〕
32 われたゞしきものまねかんとにあらで、罪人つみびとまねきて悔改くいあらためさせんとてきたれり』
〔ルカ傳15章3節〕
3 イエスこれたとへかたりてたまふ、~(10) われなんぢらにぐ、かくのごとく悔改くいあらたむる一人ひとり罪人つみびとのために、かみ使つかひたちの前󠄃まへ歡喜よろこびあるべし』
〔ルカ傳15章10節〕
〔ルカ傳19章10節〕
10 それひときたれるは、せたるもの尋󠄃たづねてすくはんためなり』
〔ロマ書3章10節〕
10 しるして 『義人ぎじんなし、一人ひとりだになし、~(24) いさおなくしてかみ恩惠めぐみにより、キリスト・イエスにある贖罪あがなひによりてとせらるるなり。 〔ロマ書3章24節〕
〔コリント前書6章9節〕
9 なんぢらぬか、たゞしからぬものかみくにぐことなきを。みづかあざむくな、淫行いんかうのもの、偶像ぐうざうをがむもの、姦淫かんいんをなすもの、男娼だんしゃうとなるもの、男色なんしょくおこなもの、~(11) なんぢのうちさきにはかくのごときものありしかど、しゅイエス・キリストのにより、われらのかみ御靈みたまによりて、おのれあらひ、かつ潔󠄄きよめられ、かつとせらるることをたり。
〔コリント前書6章11節〕
〔テモテ前書1章13節〕
13 われさきにはけがもの迫󠄃害󠄅はくがいするもの暴行ばうかうものなりしに、われ忠實ちゅうじつなるものとして、このつとめにんたまひたればなり。われしんぜぬときらずしておこなひしゆゑ憐憫あはれみかうむれり。~(16) しかるに憐憫あはれみかうむりしは、キリスト・イエスわれかしら寛容くわんようをことごとくあらはし、こののち、かれをしんじて永遠󠄄とこしへ生命いのちけんとするもの模範もはんとなしたまはんためなり。 〔テモテ前書1章16節〕

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こゝにヨハネの弟子でしたち御許みもとにきたりてふ『われらとパリサイびとは《[*]》斷食󠄃だんじきするに、なにゆゑなんぢの弟子でしたちは斷食󠄃だんじきせぬか』[*異本「しばしば斷食󠄃するに」とあり。]
Then came to him the disciples of John, saying, Why do we and the Pharisees fast oft, but thy disciples fast not?


Why
〔箴言20章6節〕
6 おほよひと各自おの〳〵おのれのぜんほこる されどたれ忠信ちうしんなるもの遇󠄃あひしぞ
〔マタイ傳6章16節〕
16 なんぢら斷食󠄃だんじきするとき、僞善者ぎぜんしゃのごとく、かなしき面容おももちをすな。かれらは斷食󠄃だんじきすることをひとあらはさんとて、そのかほいろ害󠄅そこなふなり。まことなんぢらにぐ、かれらはすでにそのむくいたり。
〔マタイ傳11章18節〕
18 それはヨハネきたりて、飮食󠄃のみくひせざれば「惡鬼あくきかれたるものなり」といひ、
〔マタイ傳11章19節〕
19 ひときたりて飮食󠄃のみくひすれば「よ、食󠄃しょくむさぼり、さけこのひと、また取税人しゅぜいにん罪人つみびとともなり」とふなり。されど智慧󠄄ちゑおのが《[*]》わざによりてたゞしとせらる』[*異本「子」とあり。]
〔マルコ傳2章18節〕
18 ヨハネの弟子でしとパリサイびととは、斷食󠄃だんじきしゐたり。人々ひとびとイエスにきたりてふ『なにゆゑヨハネの弟子でしとパリサイびと弟子でしとは斷食󠄃だんじきして、なんぢ弟子でし斷食󠄃だんじきせぬか』~(22) たれあたらしき葡萄酒ぶだうしゅを、ふるき革嚢かはぶくろるることはじ。もししかせば、葡萄酒ぶだうしゅふくろをはりさきて、葡萄酒ぶだうしゅふくろすたらん。あたらしき葡萄酒ぶだうしゅは、あたらしき革嚢かはぶくろるるなり』
〔マルコ傳2章22節〕
〔ルカ傳5章33節〕
33 かれらイエスにふ『ヨハネの弟子でしたちは、しばしば斷食󠄃だんじき祈禱きたうし、パリサイびと弟子でしたちもまたしかするに、なんぢ弟子でしたちは飮食󠄃のみくひするなり』~(39) たれふる葡萄酒ぶだうしゅみてのち、あたらしき葡萄酒ぶだうしゅ望󠄇のぞものはあらじ。「ふるきはし」とへばなり』 〔ルカ傳5章39節〕
〔ルカ傳18章9節〕
9 またおのれしんじ、他人たにんかろしむるものどもにたとへひたまふ、~(12) われ一週󠄃ひとまはりのうちに二度ふたゝび斷食󠄃だんじきし、すべるものの十分󠄃じふぶんいちさゝぐ」 〔ルカ傳18章12節〕
the disciples
〔マタイ傳11章2節〕
2 ヨハネ牢舍らうやにてキリストの御業みわざをきき、弟子でしたちを遣󠄃つかはして、
〔ヨハネ傳3章25節〕
25 こゝにヨハネの弟子でしたちと一人ひとりのユダヤびととのあひだに、潔󠄄きよめにつきてろん起󠄃おこりたれば、
〔ヨハネ傳4章1節〕
1 しゅ、おのれの弟子でし造󠄃つくり、これにバプテスマをほどこすこと、ヨハネよりもおほしと、パリサイびときこえたるをたまひしとき

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イエスひたまふ『新郎はなむこともだち、新郎はなむこともにをるあひだは、かなしむことをんや。されど新郎はなむこをとらるるきたらん、そのときには斷食󠄃だんじきせん。
And Jesus said unto them, Can the children of the bridechamber mourn, as long as the bridegroom is with them? but the days will come, when the bridegroom shall be taken from them, and then shall they fast.


Can
〔士師記14章11節〕
11 サムソンをて三十にんものをつれきたりてこれ伴󠄃侶ともとならしむ~(20) サムソンのつまはサムソンのともとなりたるその伴󠄃侶ともびとつまとなりぬ 〔士師記14章20節〕
〔詩篇45章14節〕
14 かれは鍼繍ぬひものせるころもをきてわうのもとにいざなはる これにともなへる處女をとめもそのあとにしたがひてなんぢのもとにみちびかれゆかん
〔詩篇45章15節〕
15 かれらは歡喜よろこび快樂たのしみとをもていざなはれかくしてわう殿とのにいらん
〔マタイ傳25章1節〕
1 このとき天國てんこく燈火ともしびりて、新郎はなむこ迎󠄃むかへにづるじふにん處女をとめなずらふべし。~(10) かれはんとてきたる新郎はなむこきたりたれば、そなへをりしものどもはかれとともに婚筵こんえんにいり、しかしてもんとざされたり。 〔マタイ傳25章10節〕
〔ヨハネ傳3章29節〕
29 新婦󠄃はなよめをもつもの新郎はなむこなり、新郎はなむこともは、ちて新郎はなむここゑをきくとき、おほいよろこぶ、この勸喜よろこびいま滿ちたり。
〔ヨハネ黙示録19章9節〕
9 御使みつかひまたわれふ『なんぢしるせ、羔羊こひつじ婚姻こんいん宴席ふるまひまねかれたるもの幸福さいはひなり』と。またわれふ『これかみまことことばなり』
〔ヨハネ黙示録21章2節〕
2 われまた聖󠄄せいなるみやこあたらしきエルサレムの、をっとのために飾󠄃かざりたる新婦󠄃はなよめのごとく準備そなへして、かみもとをいで、てんよりくだるをたり。
and then
〔イザヤ書22章12節〕
12 そのしゆ萬軍ばんぐんのヱホバめいじてなきかなしみかしらをかぶろにし麁服󠄃あらたへをまとへとおほせたまひしかど
〔使徒行傳13章1節〕
1 アンテオケの敎會けうくわいにバルナバ、ニゲルととなふるシメオン、クレネびとルキオ、國守こくしゅヘロデの乳󠄃兄弟きゃうだいマナエンおよびサウロなどいふ預言者よげんしゃ敎師けうしとあり。~(3) こゝかれ斷食󠄃だんじきし、いのりて、二人ふたりうへきてかしむ。
〔使徒行傳13章3節〕
〔使徒行傳14章23節〕
23 また敎會けうくわいごと長老ちゃうらうをえらび、斷食󠄃だんじきしていのり、弟子でしたちをしんずる所󠄃ところしゅゆだぬ。
〔コリント前書7章5節〕
5 あひともこばむな、ただいのりゆだぬるため合意󠄃がふいにてしばらあひわかれ、のちまたともになるはし。これなんぢらが情󠄃じゃうきんじがたきにじょうじてサタンのいざなふことなからんためなり。
〔コリント後書11章27節〕
27 らうし、くるしみ、しばしばねむらず、飢󠄄かわき、しばしば斷食󠄃だんじきし、こごえ、はだかなりき。
when
〔ルカ傳24章13節〕
13 よ、この二人ふたり弟子でし、エルサレムより三里さんりばかりへだたりたるエマオといふむらきつつ、~(21) われらはイスラエルをあがなふべきものは、このひとなりと望󠄇のぞみゐたり、しかのみならず、ことりしより今日けふははや三日みっかめなるが、 〔ルカ傳24章21節〕
〔ヨハネ傳16章6節〕
6 たゞこれらのことかたりしによりて、うれひなんぢらのこゝろにみてり。
〔ヨハネ傳16章20節〕
20 まことにまことになんぢらにぐ、なんぢらはかなしみ、よろこばん。なんぢうれふべし、れどそのうれひ喜悅よろこびとならん。~(22) なんぢらもいまうれひあり、れどわれふたたびなんぢらをん、そのときなんぢらのこゝろよろこぶべし、その喜悅よろこびうばものなし。 〔ヨハネ傳16章22節〕
〔使徒行傳1章9節〕
9 これのことをいひ終󠄃をはりて、かれらのるがうちにげられたまふ。くもこれをけてえざらしめたり。
〔使徒行傳1章10節〕
10 そののぼりゆきたまふとき、かれてんそゝぎゐたりしに、よ、しろころもたる二人ふたりひとかたはらにちてふ、

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たれあたらしきぬのきれふるころもにつぐことはじ、おぎなひたるきれは、そのころもをやぶりて、破綻ほころびさらにはなはだしかるべし。
No man putteth a piece of new cloth unto an old garment, for that which is put in to fill it up taketh from the garment, and the rent is made worse.


for
〔創世記33章14節〕
14 請󠄃ふわがしゆしもべにさきだちて進󠄃すゝみたまへわれはわが前󠄃まへにゆくところの家畜かちく子女こどもあしにまかせてしづか導󠄃みちびきすゝみセイルにてわがしゆいたらん
〔詩篇125章3節〕
3 あくつゑはただしきものの所󠄃領しよりやうにとゞまることなかるべしかくてただしきものはその不義ふぎにのぶることあらじ
〔イザヤ書40章11節〕
11 しゆ牧者ぼくしやのごとくそのむれをやしなひ そのかひなにて小羊こひつじをいだきこれをその懷中ふところにいれてたづさへ乳󠄃ちゝをふくまするものをやはらかに導󠄃みちびきたまはん
〔ヨハネ傳16章12節〕
12 われなほなんぢらにぐべきことあまたあれど、いまなんぢらへず。
〔コリント前書3章1節〕
1 兄弟きゃうだいよ、われれいぞくするものたいするごとなんぢらにかたることあたはず、かへつてにくぞくするもの、すなはちキリストに幼兒をさなごたいするごとかたれり。
〔コリント前書3章2節〕
2 われなんぢらに乳󠄃ちゝのみませてかた食󠄃物しょくもつあたへざりき。なんぢそのとき食󠄃くらふことあたはざりしゆゑなり。
〔コリント前書13章13節〕
13 げに信仰しんかう希望󠄇のぞみあいつのものかぎりなくのこらん、しかしてのうちもっとおほいなるはあいなり。
new cloth

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またあたらしき葡萄酒ぶだうしゅをふるき革嚢かはぶくろるることはじ。もししかせばふくろはりさけ、さけほどばしりでて、ふくろもまたすたらん。あたらしき葡萄酒ぶだうしゅあたらしき革嚢かはぶくろにいれ、かくふたつながらたもつなり』

Neither do men put new wine into old bottles: else the bottles break, and the wine runneth out, and the bottles perish: but they put new wine into new bottles, and both are preserved.


old
〔ヨシュア記9章4節〕
4 おのれ詭計はかりごとをめぐらして使者つかひさまにいでたちふるふくろおよびふるやぶれたるをむすびとめたるさけ革嚢かはぶくろ驢馬ろば負󠄅おは
〔ヨブ記32章19節〕
19 わがはらくちひらかざるさけのごとし あたらしき皮嚢かはぶくろのごとくいまにもさけんとす
〔詩篇119章83節〕
83 われけぶりのなかの革嚢かはぶくろのごとくなりぬれども なほなんぢの律法おきてをわすれず

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イエスこれのことをかたりゐたまふとき、よ、一人ひとりつかさきたり、はいしてふ『わがむすめいまにたり。れどきたりて御手みてこれにおきたまはばきん』
While he spake these things unto them, behold, there came a certain ruler, and worshipped him, saying, My daughter is even now dead: but come and lay thy hand upon her, and she shall live.


My daughter
〔マタイ傳9章24節〕
24退󠄃しりぞけ、少女せうじょにたるにあらず、ねたるなり』人々ひとびとイエスを嘲笑あざわらふ。
〔マルコ傳5章23節〕
23 せつねがひてふ『わがいとけなきむすめ、いまはのきはなり、きたりてをおきたまへ、さらばすくはれてくべし』
〔ルカ傳7章2節〕
2 ときある百卒長ひゃくそつちゃう、そのおもんずるしもべやみてぬばかりなりしかば、
〔ルカ傳8章42節〕
42 おほよそ十二じふにさいほどの一人ひとりむすめありてぬばかりなるゆゑなり。イエスのたまふとき、群衆ぐんじゅうかこみふさがる。
〔ルカ傳8章49節〕
49 かくかたたまふほどに、會堂くわいだうつかさいへよりひときたりてふ『なんぢのむすめにたり、わづらはすな』
〔ヨハネ傳4章47節〕
47 イエスのユダヤよりガリラヤにきたたまへるをき、御許みもとにゆきてカペナウムにくだり、そのいやたまはんことを請󠄃ふ、ぬばかりなりしなり。~(49) 近󠄃臣きんしんいふ『しゅよ、わがなぬうちにくだりたまへ』 〔ヨハネ傳4章49節〕
behold
〔マルコ傳5章22節〕
22 會堂くわいだうつかさ一人ひとり、ヤイロというものきたり、イエスをて、その足下あしもとし、~(43) イエスことたれにもれぬやうにせよと、かたかれらをいましめ、また食󠄃物しょくもつむすめあたふることをめいたまふ。 〔マルコ傳5章43節〕
〔ルカ傳8章41節〕
41 よ、會堂くわいだうつかさにてヤイロといふものあり、きたりてイエスの足下あしもとし、そのいへにきたりたまはんことをねがふ。~(56) その兩親ふたおやおどろきたり。イエスりしことたれにもかたらぬやうにめいたまふ。 〔ルカ傳8章56節〕
come
〔列王紀略下5章11節〕
11 ナアマンいかりていひけるはわれかれかならずわがもとにいできたりてちそのかみヱホバのよびてその所󠄃ところうへうごかしてらいびやういやすならんとおもへり
〔マタイ傳8章8節〕
8 百卒長ひゃくそつちゃうこたへてふ『しゅよ、われなんぢをわが屋根やねしたまつるにらぬものなり。ただ御言みことばのみをたまへ、さらばしもべはいえん。
〔マタイ傳8章9節〕
9 われみづから權威けんゐしたにあるものなるに、したにまた兵卒へいそつありて、これに「ゆけ」とへばき、かれに「きたれ」とへばきたり、わがしもべに「これをせ」といへばすなり』
〔ヨハネ傳11章21節〕
21 マルタ、イエスにふ『しゅよ、もし此處ここいまししならば、兄弟きゃうだいなざりしものを。
〔ヨハネ傳11章22節〕
22 されどいまにてもわれる、何事なにごとかみねがたまふとも、かみあたたまはん』
〔ヨハネ傳11章25節〕
25 イエスたまふ『われ復活よみがへりなり、生命いのちなり、われしんずるものぬともきん。
〔ヨハネ傳11章32節〕
32 かくてマリヤ、イエスの居給ゐたまところにいたり、これてその足下あしもとし『しゅよ、もし此處ここいまししならば、兄弟きゃうだいなざりしものを』とふ。
ruler
〔ルカ傳8章49節〕
49 かくかたたまふほどに、會堂くわいだうつかさいへよりひときたりてふ『なんぢのむすめにたり、わづらはすな』
〔ルカ傳13章14節〕
14 會堂くわいだうつかさイエスの安息あんそくにちやまひいやたまひしことをいきどほり、こたへて群衆ぐんじゅうふ『はたらくべき六日むゆかあり、そのあひだきたりていやされよ。安息あんそくにちにはざれ』
〔ルカ傳18章18節〕
18 あるつかさひてふ『よ、われなにをなして永遠󠄄とこしへ生命いのちぐべきか』
〔使徒行傳13章15節〕
15 律法おきておよび預言者よげんしゃふみ朗讀らうどくありしのち、會堂くわいだうつかさたちひとかれらに遣󠄃つかはし『兄弟きゃうだいたちよ、もしたみすゝめことばあらばへ』とはしめたれば、
worshipped
〔マタイ傳8章2節〕
2 よ、一人ひとり癩病人らいびゃうにんみもとにきたり、はいしてふ『しゅよ、御意󠄃みこゝろならば、われ潔󠄄きよくなしたまふをん』
〔マタイ傳14章33節〕
33 ふねものどもイエスをはいしてふ『まことになんぢかみなり』
〔マタイ傳15章25節〕
25 をんなきたりはいしてふ『しゅよ、われたすけたまへ』
〔マタイ傳17章14節〕
14 かれら群衆ぐんじゅうもといたりしとき、あるひと御許みもとにきたりひざまづきてふ、
〔マタイ傳20章20節〕
20 こゝにゼベダイのらのはは、そのらととも御許みもとにきたり、はいして何事なにごともとめんとしたるに、
〔マタイ傳28章17節〕
17 遂󠄅つひまみえてはいせり。れどうたがものもありき。
〔マルコ傳5章22節〕
22 會堂くわいだうつかさ一人ひとり、ヤイロというものきたり、イエスをて、その足下あしもとし、
〔ルカ傳17章15節〕
15 そのうち一人ひとり、おのがいやされたるをて、大聲おほごゑかみあがめつつかへりきたり、
〔ルカ傳17章16節〕
16 イエスの足下あしもと平󠄃伏ひれふしてしゃす。これはサマリヤびとなり。
〔使徒行傳10章25節〕
25 ペテロきたれば、コルネリオこれ迎󠄃むかへ、その足下あしもとしてはいす。
〔使徒行傳10章26節〕
26 ペテロかれ起󠄃おこしてふ『て、われひとなり』

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イエス起󠄃ちてかれ伴󠄃ともなたまふに、弟子でしたちもしたがふ。
And Jesus arose, and followed him, and so did his disciples.


(Whole verse)
〔マタイ傳8章7節〕
7 イエスたまふ『われきていやさん』
〔ヨハネ傳4章34節〕
34 イエスたまふ『われを遣󠄃つかはたまへるもの御意󠄃みこゝろおこなひ、その御業みわざをなし遂󠄅ぐるは、これわが食󠄃物しょくもつなり。
〔使徒行傳10章38節〕
38 これはかみ聖󠄄せいれい能力ちからとをそゝたまひしナザレのイエスのことにして、かれあまねくめぐりてことをおこなひ、すべ惡魔󠄃あくませいせらるるものいやせり、かみこれとともいましたればなり。
〔ガラテヤ書6章9節〕
9 われらぜんをなすにまざれ、もしたゆまずば、ときいたりてるべし。
〔ガラテヤ書6章10節〕
10 このゆゑをりしたがひて、すべてのひとこと信仰しんかう家族かぞくぜんをおこなへ。

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よ、じふ二年にねん血漏ちらうわづらひゐたるをんな、イエスのうしろにきたりて、御衣みころもふさにさはる。
And, behold, a woman, which was diseased with an issue of blood twelve years, came behind him, and touched the hem of his garment:


an issue
〔レビ記15章25節〕
25 婦󠄃女をんなもしそのりうしゆつ潔󠄄けつときほかにありておほくのわたることあり又󠄂またそのりうしゆつすること潔󠄄けつときこゆるあらばその汚穢けがれりうしゆつするあひだすべてその潔󠄄けつときごとくにしてそのけがる~(33) その潔󠄄けつわづら婦󠄃女をんなあるひをとこあるひはをんなりうしゆつあるものけがれたる婦󠄃女をんないねたる者等ものどもかゝはるところの條例のりなり 〔レビ記15章33節〕
behold
〔マルコ傳5章25節〕
25 こゝじふ二年にねん血漏ちらうわづらひたるをんなあり。~(43) イエスことたれにもれぬやうにせよと、かたかれらをいましめ、また食󠄃物しょくもつむすめあたふることをめいたまふ。 〔マルコ傳5章43節〕
〔ルカ傳8章43節〕
43 こゝじふ二年にねんこのかた血漏ちらうわづらひて《[*]》醫者いしゃためおの身代しんだいをことごとくつひやしたれども、たれにも癒󠄄いやされざりしをんなあり。[*異本「醫者の爲に己が身代を悉く費しれれども」の句なし。]~(56) その兩親ふたおやおどろきたり。イエスりしことたれにもかたらぬやうにめいたまふ。 〔ルカ傳8章56節〕
hem
〔民數紀略15章38節〕
38 なんぢイスラエルの子孫ひと〴〵代々よゝその衣服󠄃ころもすそふさをつけそのすそふさうへあをひもをほどこすべしとこれめいぜよ
〔民數紀略15章39節〕
39 このふさなんぢらにこれてヱホバのもろ〳〵誡命いましめ記憶おもひいだしてそれをおこなはしめなんぢらをしてその放縱ほしいまゝにする自己おのれこゝろよくしたがふことなからしむるためのものなり
〔申命記22章12節〕
12 なんぢうへまと衣服󠄃ころもすそ四方しはうふさをつくべし
〔マタイ傳23章5節〕
5 すべてその所󠄃作しわざひとられんためにするなり。すなはちその經札きゃうふだはゞひろくし、ころもふさおほきくし、
〔ルカ傳8章44節〕
44 イエスのうしろきたりて、御衣みころもふさにさはりたれば、づること立刻たちどころみたり。
touched
〔マタイ傳14章36節〕
36 ただ御衣みころもふさにだにさはらしめたまはんことをねがふ、さはりしものはみないやされたり。
〔マルコ傳5章28節〕
28 『そのころもにだにさはらばすくはれん』とみづかへり。
〔マルコ傳6章56節〕
56 そのいたりたまふところには、むらにても、まちにても、さとにても、めるもの市場いちばにおきて、御衣みころもふさにだにさはらしめたまはんことをねがふ。さはりしものは、みないやされたり。
〔マルコ傳8章22節〕
22 かれ遂󠄅つひにベツサイダにいたる。人々ひとびと盲人めしひをイエスにきたりて、さはたまはんことをねがふ。
〔使徒行傳5章15節〕
15 終󠄃つひには人々ひとびとめるもの大路おほじききたり、寢臺ねだいまたはとこうへにおく。これのうちたれにもせよ、ペテロの過󠄃ぎんとき、そのかげになりとおほはれんとてなり。
〔使徒行傳19章12節〕
12 すなは人々ひとびとかれのよりあるひ手拭てぬぐひあるひは前󠄃垂まへだれをとりてめるものくれば、やまひあくれいでたり。

前に戻る 【マタイ傳9章21節】

それは御衣みころもにだにさはらばすくはれんとこゝろうちにいへるなり。
For she said within herself, If I may but touch his garment, I shall be whole.


If
〔マルコ傳5章26節〕
26 おほくの醫者いしゃおほくるしめられ、てるものをことごとくつひやしたれど、なにかひなく、かへつて增々ますますしくなりたり。~(33) をんなおそれをのゝき、おのになりしことり、きたりて御前󠄃みまへ平󠄃伏ひれふし、ありしままをぐ。 〔マルコ傳5章33節〕
〔ルカ傳8章45節〕
45 イエスたまふ『われさはりしはたれぞ』ひとみないなみたれば、ペテロ《[*]》およともにをるものどもふ『きみよ、群衆ぐんじゅうなんぢをかこみて押迫󠄃おしせまるなり』[*異本「及び共になるものども」の句なし。]~(47) をんなおのれがかくぬことをり、をのゝきたりて御前󠄃みまへ平󠄃伏ひれふし、さはりしゆゑ立刻たちどころ癒󠄄えたることとを、人々ひとびと前󠄃まへにてぐ。 〔ルカ傳8章47節〕
〔使徒行傳19章12節〕
12 すなは人々ひとびとかれのよりあるひ手拭てぬぐひあるひは前󠄃垂まへだれをとりてめるものくれば、やまひあくれいでたり。

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イエスふりかへり、をんなひたまふ『むすめよ、こゝろやすかれ、なんぢ信仰しんかうなんぢをすくへり』をんなこのときよりすくはれたり。
But Jesus turned him about, and when he saw her, he said, Daughter, be of good comfort; thy faith hath made thee whole. And the woman was made whole from that hour.


Daughter
〔マタイ傳9章2節〕
2 よ、中風ちゅうぶにてとこしをるものを、人々ひとびとみもとにきたれり。イエスかれらの信仰しんかうて、中風ちゅうぶものひたまふ『よ、こゝろやすかれ、なんぢつみゆるされたり』
〔マルコ傳5章34節〕
34 イエスたまふ『むすめよ、なんぢの信仰しんかうなんぢをすくへり、やすらかにけ、やまひいえてすこやかになれ』
〔ルカ傳8章48節〕
48 イエスたまふ『むすめよ、なんぢ信仰しんかうなんぢをすくへり、やすらかにけ』
from
〔マタイ傳17章18節〕
18 遂󠄅つひにイエスこれをいましたまへば、惡鬼あくきいでてそのこのときより癒󠄄えたり。
〔ヨハネ傳4章53節〕
53 父󠄃ちちそのときの、イエスが『なんぢのくるなり』とたまひしときおなじきをり、しかしておのれいへものもみなしんじたり。
〔使徒行傳16章18節〕
18 幾日いくひくするをパウロうれひて振反ふりかへり、そのれいふ『イエス・キリストのによりてなんぢに、このをんなよりでんことめいず』れいただちにでたり。
thy
〔マタイ傳9章29節〕
29 こゝにイエスかれらのさはりてひたまふ『なんぢらの信仰しんかうのごとくなんぢらにれ』
〔マルコ傳10章52節〕
52 イエスかれに『ゆけ、なんぢ信仰しんかうなんぢをすくへり』とたまへば、たゞちにることを、イエスにしたがひて途󠄃みちけり。
〔ルカ傳7章50節〕
50 こゝにイエスをんなたまふ『なんぢの信仰しんかう、なんぢをすくへり、やすらかにけ』
〔ルカ傳17章19節〕
19 かくこれひたまふ『起󠄃ちてけ、なんぢの信仰しんかうなんぢをすくへり』
〔ルカ傳18章42節〕
42 イエスかれに『ることをよ、なんぢの信仰しんかうなんぢをすくへり』とたまへば、
〔使徒行傳14章9節〕
9 このひとパウロのかたるをきゐたるが、パウロこれをとめ、すくはるべき信仰しんかうあるをて、
〔ヘブル書4章2節〕
2 そはかれらのごとくわれらも音󠄃信おとづれつたへられたり、れどかれらにはきし所󠄃ところことばえきなかりき。くものこれ信仰しんかうをまじへざりしにる。

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かくてイエスつかさいへにいたり、ふえふくものさわ群衆ぐんじゅうとをひたまふ、
And when Jesus came into the ruler's house, and saw the minstrels and the people making a noise,


into
〔マタイ傳9章18節〕
18 イエスこれのことをかたりゐたまふとき、よ、一人ひとりつかさきたり、はいしてふ『わがむすめいまにたり。れどきたりて御手みてこれにおきたまはばきん』
〔マタイ傳9章19節〕
19 イエス起󠄃ちてかれ伴󠄃ともなたまふに、弟子でしたちもしたがふ。
〔マルコ傳5章35節〕
35 かくかたたまふほどに、會堂くわいだうつかさいへより人々ひとびときたりてふ『なんぢのむすめにたり、いかでなほわづらはすべき』~(38) かれ會堂くわいだうつかさいへきたる。イエスおほくのひとの、いたきつさけびつするさわぎ、 〔マルコ傳5章38節〕
〔ルカ傳8章49節〕
49 かくかたたまふほどに、會堂くわいだうつかさいへよりひときたりてふ『なんぢのむすめにたり、わづらはすな』~(51) イエスいへいたりて、ペテロ、ヨハネ、ヤコブおよ父󠄃ちちははほかは、ともにることをたれにもゆるたまはず。 〔ルカ傳8章51節〕
the minstrels
〔歴代志略下35章25節〕
25 ときにヱレミヤ、ヨシアのためにあいつくれり謳歌うたうたふをとこ謳歌うたうたふをんな今日こんにちにいたるまでそのあいうちにヨシアのこと述󠄃べイスラエルのうちこれれいとなせりそのことばあいうちしるさる
〔エレミヤ記9章17節〕
17 萬軍ばんぐんのヱホバかくいひたまふなんぢらよくかんが哭婦󠄃なきをんなをよびきたれ又󠄂またひと遣󠄃つかはしてかしこ婦󠄃をんなをまねけよ~(20) 婦󠄃をんなたちよヱホバのことばをきけなんぢらのみゝそのくちことばをいれよなんぢらのむすめなくことををしへおのおのそのとなりかなしみうたをしふべし 〔エレミヤ記9章20節〕
〔マタイ傳11章17節〕
17 「われらなんぢのためにふえきたれどなんぢをどらず、なげきたれどなんぢむねうたざりき」とふにたり。
〔マルコ傳5章38節〕
38 かれ會堂くわいだうつかさいへきたる。イエスおほくのひとの、いたきつさけびつするさわぎ、~(40) 人々ひとびとイエスを嘲笑あざわらふ。イエスかれをみなそといだし、幼兒をさなご父󠄃ちちははおのれ伴󠄃ともなへるものとを率󠄃きつれて、幼兒をさなごのをるところり、 〔マルコ傳5章40節〕
〔ルカ傳7章32節〕
32 かれらはわらべ市場いちばし、たがひにびて「われらなんぢらのためふえきたれど、なんぢ躍󠄃をどらず。なげきたれど、なんぢかざりき」とふにたり。
〔使徒行傳9章39節〕
39 ペテロ起󠄃ちてともにき、遂󠄅つひいたれば、かれ高樓たかどの伴󠄃れてのぼりしに、寡婦󠄃やもめらみなこれをかこみてきつつ、ドルカスがともりしほどにつくりし下衣したぎ上衣うはぎせたり。

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退󠄃しりぞけ、少女せうじょにたるにあらず、ねたるなり』人々ひとびとイエスを嘲笑あざわらふ。
He said unto them, Give place: for the maid is not dead, but sleepeth. And they laughed him to scorn.


And
〔詩篇22章6節〕
6 しかはあれどわれはむしにしてひとにあらず にそしられたみにいやしめらる
〔詩篇22章7節〕
7 すべてわれをるものはわれをあざみわらひ 口唇くちびるをそらしかうべをふりていふ
〔イザヤ書49章7節〕
7 ヱホバ、イスラエルの贖主あがなひぬしイスラエルの聖󠄄者せいしやひとにあなどらるるもの たみにいみきらはるるもの をさたちにえきせらるるものにむかひて如此かくいひたまふ もろもろのわうてたちもろもろのきみはみてはいすべし これ信實まことあるヱホバ、イスラエルの聖󠄄者せいしやなんぢを選󠄄えらびたまへるがゆゑなり
〔イザヤ書53章3節〕
3 かれはあなどられてひとにすてられ 悲哀かなしみひとにして病患なやみをしれり またかほをおほひて避󠄃さくることをせらるるもののごとくあなどられたり われらもかれをたふとまざりき
〔マタイ傳27章39節〕
39 徃來ゆききものどもイエスをそしり、かうべりていふ、~(43) かれかみたのめり、かみかれをいつくしまばいますくひたまふべし「われかみなり」とへり』 〔マタイ傳27章43節〕
Give
〔列王紀略上17章18節〕
18 婦󠄃をんなエリアにいひけるはかみひとなんぢなんぞわがこと關渉たづさはるべけんやなんぢはわがつみおもいださしめんため又󠄂またわがしなしめんためにわれきたれるか~(24) 婦󠄃をんなエリヤにいひけるはこれよりわれなんぢかみひとにしてなんぢくちにあるヱホバのことば眞實まことなるをると 〔列王紀略上17章24節〕
〔使徒行傳9章40節〕
40 ペテロかれをみなそといだし、ひざまづきていのりしのち、ふりかへり屍體しかばねむかひて『タビタ、起󠄃きよ』とひたれば、かれひらき、ペテロを起󠄃反おきかへれり。
〔使徒行傳20章10節〕
10 パウロりてうへし、かきいだきてふ『なんぢらさわぐな、生命いのちはなほうちにあり』
not
〔ヨハネ傳11章4節〕
4 これきてイエスたまふ『このやまひいたらず、かみ榮光えいくわうのため、かみのこれにりて榮光えいくわうけんためなり』
〔ヨハネ傳11章11節〕
11 かくひてまたそののちいひたまふ『われらのともラザロねむれり、されどわれよび起󠄃おこさんためくなり』~(13) イエスはかれにたることをたまひしなれど、弟子でしたちはねてねむれるをたまふとおもへるなり。 〔ヨハネ傳11章13節〕

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群衆ぐんじゅういだされしのち、いりてそのをとりたまへば、少女せうじょおきたり。
But when the people were put forth, he went in, and took her by the hand, and the maid arose.


and took
〔マルコ傳1章31節〕
31 イエスきて、そのをとり、起󠄃おこたまへば、ねつさりてをんなかれらにつかふ。
〔マルコ傳5章41節〕
41 幼兒をさなごりて『タリタ、クミ』とひたまふ。少女せうじょよ、われなんぢにふ、起󠄃きよ、との意󠄃こゝろなり。
〔マルコ傳8章23節〕
23 イエス盲人めしひをとりて、むらそとき、そのつばきし、御手みてをあてて『なにかゆるか』とたまへば、
〔マルコ傳9章27節〕
27 イエスそのりて起󠄃おこたまへばてり。
〔ルカ傳8章54節〕
54 しかるにイエスをとり、びて『よ、起󠄃きよ』とたまへば、
the people
〔列王紀略下4章32節〕
32 エリシヤここにおいていへいりみるしにておのれの臥床ねどこうへふしてあれば~(36) ゲハジをよびてかのシユナミびとをよべといひければすなはちこれをよべり 〔列王紀略下4章36節〕
〔使徒行傳9章40節〕
40 ペテロかれをみなそといだし、ひざまづきていのりしのち、ふりかへり屍體しかばねむかひて『タビタ、起󠄃きよ』とひたれば、かれひらき、ペテロを起󠄃反おきかへれり。
〔使徒行傳9章41節〕
41 ペテロをあたへ、起󠄃おこして聖󠄄徒せいと寡婦󠄃やもめとをび、タビタをきたるままにてす。

前に戻る 【マタイ傳9章26節】

この聲聞きこえあまねくひろまりぬ。

And the fame hereof went abroad into all that land.


the fame hereof
〔マタイ傳4章24節〕
24 そのうはさあまねくシリヤにひろまり、人々ひとびとすべてのなやめるもの、すなはちさまざまのやまひ苦痛くるしみとにかゝれるもの、惡鬼あくきかれたるもの、癲癇てんかんおよび中風ちゅうぶものなどをきたりたれば、イエスこれいやしたまふ。
〔マタイ傳14章1節〕
1 そのころ、國守こくしゅヘロデ、イエスのうはさをききて、
〔マタイ傳14章2節〕
2 侍臣じしんどもにふ『これバプテスマのヨハネなり。かれ死人しにんうちよりよみがへりたり、ればこそこれ能力ちからそのうちはたらくなれ』
〔マルコ傳1章45節〕
45 されどかれいでてことおほい述󠄃べつたへ、あまねひろはじめたれば、こののちイエスあらはにまちりがたく、そとさびしきところとゞまりたまふ。人々ひとびと四方しはうより御許みもときたれり。
〔マルコ傳6章14節〕
14 かくてイエスのあらはれたれば、ヘロデわうききてふ『バプテスマのヨハネ、死人しにんうちよりよみがへりたり。このゆゑこれ能力ちからそのうちはたらくなり』
〔使徒行傳26章26節〕
26 わうこれのことをるゆゑにわれその前󠄃まへはゞからずしてかたる。これらのこと片隅かたすみおこなはれたるにあらねば、ひとつとしてわうかくれたるはなしとしんずるにる。

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イエス此處ここより進󠄃すゝみたまふとき、ふたりの盲人めしひさけびて『ダビデのよ、われらをあはれみたまへ』とひつつしたがふ。
And when Jesus departed thence, two blind men followed him, crying, and saying, Thou Son of David, have mercy on us.


Thou
〔マタイ傳12章23節〕
23 群衆ぐんじゅうみなをどろきてふ『これはダビデのにあらぬか』
〔マタイ傳15章22節〕
22 よ、カナンのをんな、そのほとりよりできたり、さけびて『しゅよ、ダビデのよ、われあはれたまへ、わがむすめ惡鬼あくきにつかれていたくるしむ』とふ。
〔マタイ傳20章30節〕
30 よ、二人ふたり盲人めしひみちかたはらにしをりしが、イエスの過󠄃たまふことをき、さけびてふ『しゅよ、ダビデのよ、われらをあはれみたまへ』
〔マタイ傳20章31節〕
31 群衆ぐんじゅうかれらをいましめてもださしめんとたれど、愈々いよいよさけびてふ『しゅよ、ダビデのよ、われらをあはれたまへ』
〔マタイ傳21章9節〕
9 かつ前󠄃まへにゆきあとにしたがふ群衆ぐんじゅうよばはりてふ、『ダビデのに《[*]》ホサナ、むべきかな、しゅ御名みなによりてきたもの。いとたかところにてホサナ』[*「救あれ」との義なり。]
〔マタイ傳21章15節〕
15 祭司長さいしちゃう學者がくしゃらイエスのたまへる不思議ふしぎなるわざみやにてよばはり『ダビデのにホサナ』とひをるどもとをいきどほりて、
〔マタイ傳22章41節〕
41 パリサイびとらのあつまりたるとき、イエスかれらにひてたまふ~(45) くダビデかれしゅとなふれば、いかでそのならんや』 〔マタイ傳22章45節〕
〔マルコ傳10章47節〕
47 ナザレのイエスなりとき、さけいだしてふ『ダビデのイエスよ、われあはれみたまへ』
〔マルコ傳10章48節〕
48 おほくのひとかれをいましめてもださしめんとしたれど、增々ますますさけびて『ダビデのよ、われあはれみたまへ』とふ。
〔マルコ傳11章10節〕
10 むべきかな、いまきたわれらの父󠄃ちちダビデのくに。「いとたかところにてホサナ」』
〔マルコ傳12章35節〕
35 イエスみやにてをしふるとき、こたへてたまふ『なにゆゑ學者がくしゃらはキリストをダビデのふか。~(37) ダビデみづかかれしゅふ、さればいかでそのならんや』
   おほいなる群衆ぐんじゅうよろこびてイエスにきたり。 〔マルコ傳12章37節〕
〔ルカ傳18章38節〕
38 盲人めしひよばはりてふ『ダビデのイエスよ、われあはれみたまへ』
〔ルカ傳18章39節〕
39 さきだちものども、かれいましめてもださしめんとたれど、增々ますますさけびてふ『ダビデのよ、われあはれみたまへ』
〔ルカ傳20章41節〕
41 イエスかれらにひたまふ『如何いかなれば人々ひとびと、キリストをダビデのふか。
〔ヨハネ傳7章42節〕
42 聖󠄄書せいしょにキリストはダビデのすゑまたダビデのりしむらベツレヘムよりづとへるならずや』とふ。
〔ロマ書1章3節〕
3 御子みこにくによれば、ダビデのすゑよりうまれ、
〔ロマ書9章5節〕
5 先祖せんぞたちもかれのものなり、にくによれば、キリストもかれよりたまひたり。《[*]》キリストは萬物ばんもつうへにあり、永遠󠄄とこしへむべきかみなり、アァメン。[*或は「萬物の上に在す神は永遠󠄄に讃むベきかな」と譯す。]
have
〔マタイ傳17章15節〕
15しゅよ、わがあはれみたまへ。癲癇てんかんにてなやみ、しばしばなかに、しばしばみづなかたふるるなり。
〔マルコ傳9章22節〕
22 れいしばしばかれのなかみづなかれてほろぼさんとせり。れどなんぢなにかば、われらをあはれみてたすたまへ』
〔ルカ傳17章13節〕
13 こゑげてふ『きみイエスよ、われらをあはれみたまへ』
two
〔マタイ傳11章5節〕
5 盲人めしひ跛者あしなへはあゆみ、癩病人らいびゃうにん潔󠄄きよめられ、聾者みゝしひはきき、死人しにんよみがへらせられ、貧󠄃まづしきもの福音󠄃ふくいんかせらる。
〔マタイ傳12章22節〕
22 ここに惡鬼あくきかれたる盲目めしひ啞者おふし御許みもときたりたれば、これいやして啞者おふしものひ、ゆるやうにしたまひぬ。
〔マタイ傳20章30節〕
30 よ、二人ふたり盲人めしひみちかたはらにしをりしが、イエスの過󠄃たまふことをき、さけびてふ『しゅよ、ダビデのよ、われらをあはれみたまへ』
〔マルコ傳8章22節〕
22 かれ遂󠄅つひにベツサイダにいたる。人々ひとびと盲人めしひをイエスにきたりて、さはたまはんことをねがふ。
〔マルコ傳8章23節〕
23 イエス盲人めしひをとりて、むらそとき、そのつばきし、御手みてをあてて『なにかゆるか』とたまへば、
〔マルコ傳10章46節〕
46 かくかれらエリコにいたる。イエスその弟子でしたちおよおほいなる群衆ぐんじゅうともに、エリコをでたまふとき、テマイのバルテマイといふ盲目めしひ乞食󠄃こつじきみちかたへしをりしが、
〔ルカ傳7章21節〕
21 このときイエスおほくのものやまひ疾患わずらひいやし、しきれい逐󠄃ひいだし、又󠄂またおほくの盲人めしひることをしめたまひしが、
〔ヨハネ傳9章1節〕
1 イエス途󠄃みちくとき、うまれながらの盲人めしひたまひたれば、~(12) かれら『そのひと何處いづこるか』とへば『らず』とこたふ。
〔ヨハネ傳9章12節〕

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イエスいへにいたりたまひしに、盲人めしひども御許みもときたりたれば、これひたまふ『われこのことをなししんずるか』かれいふ『しゅよ、しかり』
And when he was come into the house, the blind men came to him: and Jesus saith unto them, Believe ye that I am able to do this? They said unto him, Yea, Lord.


Believe
〔マタイ傳8章2節〕
2 よ、一人ひとり癩病人らいびゃうにんみもとにきたり、はいしてふ『しゅよ、御意󠄃みこゝろならば、われ潔󠄄きよくなしたまふをん』
〔マタイ傳9章22節〕
22 イエスふりかへり、をんなひたまふ『むすめよ、こゝろやすかれ、なんぢ信仰しんかうなんぢをすくへり』をんなこのときよりすくはれたり。
〔マタイ傳13章58節〕
58 かれらの信仰しんかうによりて其處そこにてはおほくの能力ちからあるわざたまはざりき。
〔マルコ傳9章23節〕
23 イエスひたまふ『ばとふか、しんずるものには、すべてのことなしらるるなり』
〔マルコ傳9章24節〕
24 その父󠄃ちちただちにさけびてふ『われしんず、信仰しんかうなきわれたすたまへ』
〔ヨハネ傳4章48節〕
48 こゝにイエスたまふ『なんぢらしるし不思議ふしぎとをずば、しんぜじ』~(50) イエスたまふ『かへれ、なんぢくるなり』かれはイエスのたまひしことをしんじてかへりしが、 〔ヨハネ傳4章50節〕
〔ヨハネ傳11章26節〕
26 おほよきてわれしんずるものは、永遠󠄄とこしへなざるべし。なんぢこれをしんずるか』
〔ヨハネ傳11章40節〕
40 イエスたまふ『われなんぢに、もししんぜばかみ榮光えいくわうんとひしにあらずや』
come
〔マタイ傳8章14節〕
14 イエス、ペテロのいへり、その外姑しうとめねつみてしをるを
〔マタイ傳13章36節〕
36 こゝ群衆ぐんじゅうらしめて、いへりたまふ。弟子でしたち御許みもときたりてふ『はたどくむぎたとへわれらにきたまへ』

前に戻る 【マタイ傳9章29節】

こゝにイエスかれらのさはりてひたまふ『なんぢらの信仰しんかうのごとくなんぢらにれ』
Then touched he their eyes, saying, According to your faith be it unto you.


According
〔マタイ傳8章6節〕
6 請󠄃ひていふ『しゅよ、わがしもべ中風ちゅうぶみ、いへしゐていたくるしめり』
〔マタイ傳8章7節〕
7 イエスたまふ『われきていやさん』
〔マタイ傳8章13節〕
13 イエス百卒長ひゃくそつちゃうに『ゆけ、なんぢしんずるごとくなんぢになれ』とたまへば、このときしもべいえたり。
〔マタイ傳15章28節〕
28 こゝにイエスこたへてひたまふ『をんなよ、なんぢ信仰しんかうおほいなるかな、ねがひのごとくなんぢになれ』むすめこのときより癒󠄄えたり。
〔マルコ傳10章52節〕
52 イエスかれに『ゆけ、なんぢ信仰しんかうなんぢをすくへり』とたまへば、たゞちにることを、イエスにしたがひて途󠄃みちけり。
touched
〔マタイ傳20章34節〕
34 イエスいたくあはれみてかれらのさはたまへば、たゞちにものることをて、イエスにしたがへり。
〔ヨハネ傳9章6節〕
6 かくひてつばきし、つばきにてどろをつくり、これ盲人めしひにぬりてたまふ、
〔ヨハネ傳9章7節〕
7 『ゆきてシロアム(けば遣󠄃つかはされたるもの)のいけにてあらへ』すなはちゆきてあらひたれば、ゆることをかへれり。

前に戻る 【マタイ傳9章30節】

すなはかれらのあきたり。イエスきびしくいましめてひたまふ『つゝしみてたれにもらすな』
And their eyes were opened; and Jesus straitly charged them, saying, See that no man know it.


straitly
〔マタイ傳8章4節〕
4 イエスたまふ『つつしみてたれにもかたるな、ただきておのれ祭司さいしせ、モーセがめいじたる供物そなへものさゝげて、人々ひとびとあかしせよ』
〔マタイ傳12章16節〕
16 かつわれひとらすなといましたまへり。
〔マタイ傳17章9節〕
9 やまくだるとき、イエスかれらにめいじてひたまふ『ひと死人しにんうちよりよみがへるまでは、たることをたれにもかたるな』
〔マルコ傳5章43節〕
43 イエスことたれにもれぬやうにせよと、かたかれらをいましめ、また食󠄃物しょくもつむすめあたふることをめいたまふ。
〔ルカ傳5章14節〕
14 イエスこれたれにもかたらぬやうにめいじ、かつたまふ『ただきておのれ祭司さいしせ、モーセがめいじたるごとくなんぢ潔󠄄きよめのために獻物さゝげものして、人々ひとびとあかしせよ』
〔ルカ傳8章56節〕
56 その兩親ふたおやおどろきたり。イエスりしことたれにもかたらぬやうにめいたまふ。
their
〔詩篇146章8節〕
8 ヱホバはめしひのをひらき ヱホバはかがむものをなほくたたせ ヱホバはたゞしきものをいつくしみたまふ
〔イザヤ書35章5節〕
5 そのとき瞽者めしひはひらけ聾者みみしひみゝはあくことをべし
〔イザヤ書42章7節〕
7 しかしてめしひひら俘囚とらはれびとひとやよりいだし 暗󠄃くらきにすめるものををりのうちよりいださしめん
〔イザヤ書52章13節〕
13 よわがしもべ智慧󠄄ちゑをもておこなはん あがりのぼりてはなはだたかくならん
〔ヨハネ傳9章7節〕
7 『ゆきてシロアム(けば遣󠄃つかはされたるもの)のいけにてあらへ』すなはちゆきてあらひたれば、ゆることをかへれり。~(26) かれふ『かれはなんぢなにをなししか、如何いかにしてをあけしか』 〔ヨハネ傳9章26節〕

前に戻る 【マタイ傳9章31節】

されどかれでて、あまねくそのにイエスのことをいひひろめたり。

But they, when they were departed, spread abroad his fame in all that country.


spread
〔マルコ傳1章44節〕
44 『つつしみてたれにもかたるな、たゞゆきておのれ祭司さいしせ、モーセがめいじたるものなんぢ潔󠄄きよめのためにさゝげて、人々ひとびとあかしせよ』
〔マルコ傳1章45節〕
45 されどかれいでてことおほい述󠄃べつたへ、あまねひろはじめたれば、こののちイエスあらはにまちりがたく、そとさびしきところとゞまりたまふ。人々ひとびと四方しはうより御許みもときたれり。
〔マルコ傳7章36節〕
36 イエスたれにもぐなと人々ひとびといましめたまふ。れどいましむるほどかへつて愈々いよいよひろめたり。

前に戻る 【マタイ傳9章32節】

盲人めしひどものづるとき、よ、人々ひとびと惡鬼あくきかれたる啞者おふし御許みもとにつれきたる。
As they went out, behold, they brought to him a dumb man possessed with a devil.


a dumb
〔マタイ傳12章22節〕
22 ここに惡鬼あくきかれたる盲目めしひ啞者おふし御許みもときたりたれば、これいやして啞者おふしものひ、ゆるやうにしたまひぬ。
〔マタイ傳12章23節〕
23 群衆ぐんじゅうみなをどろきてふ『これはダビデのにあらぬか』
〔マルコ傳9章17節〕
17 群衆ぐんじゅうのうちの一人ひとりこたふ『よ、おふしれいかれたる御許みもときたれり。~(27) イエスそのりて起󠄃おこたまへばてり。 〔マルコ傳9章27節〕
〔ルカ傳11章14節〕
14 さてイエスおふし惡鬼あくき逐󠄃ひいだしたまへば、惡鬼あくきいでておふしものひしにより、群衆ぐんじゅうあやしめり。

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惡鬼あくきおひいだされて啞者おふしものいひたれば、群衆ぐんじゅうあやしみてふ『かかることいまだイスラエルのうちあらはれざりき』
And when the devil was cast out, the dumb spake: and the multitudes marvelled, saying, It was never so seen in Israel.


It
〔列王紀略下5章8節〕
8 こゝかみひとエリシヤ、イスラエルのわうがそのころもさきたることをききわう言遣󠄃いひつかはしけるはなんぢなにとてなんぢころもをさきしやかれをわがもとにいたらしめよさらかれイスラエルに預言者よげんしやのあることをしるにいたるべし
〔詩篇76章1節〕
1 かみはユダにしられたまへり そのみなはイスラエルにおほいなり
〔エレミヤ記32章20節〕
20 なんぢ休徴しるし奇跡ふしぎなるわざをエジプトのおこなひたまひて今日こんにちにまでいたるまたイスラエルとほかたみうちにもしかりかくして今日こんにちのごとくになんぢあげたまへり
〔ルカ傳7章9節〕
9 イエスきてかれあやしみ振反ふりかへりて、したが群衆ぐんじゅうたまふ『われなんぢらにぐ、イスラエルのうちにだにかゝるあつき信仰しんかうしことなし』
the dumb
〔出エジプト記4章11節〕
11 ヱホバかれにいひたまひけるはひとくち造󠄃つくものたれなるや啞者おふし聾者みゝしひ目明者めあき瞽者めしひなどを造󠄃つくものたれなるやわれヱホバなるにあらずや
〔出エジプト記4章12節〕
12 されけよわれなんぢのくちにありてなんぢふべきことををしへん
〔イザヤ書35章6節〕
6 そのとき跛者あしなへ鹿しかごとくにとびはしり啞者おふししたはうたうたはん そは荒野あれのみづわきいで沙漠さばくかはながるべければなり
〔マタイ傳15章30節〕
30 おほいなる群衆ぐんじゅう跛者あしなへ不具󠄄かたは盲人めしひ啞者おふしおよびほかおほくのものきたりて、イエスの足下あしもときたれば、いやたまへり。
〔マタイ傳15章31節〕
31 群衆ぐんじゅうは、啞者おふしものいひ、不具󠄄かたは癒󠄄え、跛者あしなへあゆみ、盲人めしひえたるをこれあやしみ、イスラエルのかみあがめたり。
〔マルコ傳7章32節〕
32 人々ひとびと耳聾みゝしひにしてものふことかたものきたりて、これをおきたまはんことをねがふ。~(37) またはなはだしく打驚うちをどろきてふ『かれのししことみなよし、聾者みゝしひをもきこえしめ、啞者おふしをもものいはしむ』 〔マルコ傳7章37節〕
〔ルカ傳11章14節〕
14 さてイエスおふし惡鬼あくき逐󠄃ひいだしたまへば、惡鬼あくきいでておふしものひしにより、群衆ぐんじゅうあやしめり。

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しかるにパリサイびといふ『かれは惡鬼あくきかしらによりて惡鬼あくき逐󠄃いだすなり』

But the Pharisees said, He casteth out devils through the prince of the devils.


(Whole verse)
〔マタイ傳12章23節〕
23 群衆ぐんじゅうみなをどろきてふ『これはダビデのにあらぬか』
〔マタイ傳12章24節〕
24 しかるにパリサイびとききてふ『このひと惡鬼あくきかしらベルゼブルによらでは惡鬼あくき逐󠄃いだすことなし』
〔マルコ傳3章22節〕
22 又󠄂またエルサレムよりくだれる學者がくしゃたちも『かれはベルゼブルにかれたり』とひ、かつ『惡鬼あくきかしらによりて惡鬼あくき逐󠄃いだすなり』とふ。
〔ルカ傳11章15節〕
15 うちあるものどもふ『かれは惡鬼あくきかしらベルゼブルによりて惡鬼あくき逐󠄃いだすなり』
〔ヨハネ傳3章20節〕
20 すべてあくおこなものひかりをにくみてひかりきたらず、その行爲おこなひめられざらんためなり。

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イエスあまねまちむらとを巡󠄃めぐり、その會堂くわいだうにてをしへ、御國みくに福音󠄃ふくいんべつたへ、諸般もろもろやまひ、もろもろの疾患わずらひをいやしたまふ。
And Jesus went about all the cities and villages, teaching in their synagogues, and preaching the gospel of the kingdom, and healing every sickness and every disease among the people.


(Whole verse)
〔マタイ傳4章23節〕
23 イエスあまねくガリラヤを巡󠄃めぐり、會堂くわいだうにてをしへをなし、御國みくに福音󠄃ふくいんべつたへ、たみうちのもろもろのやまひ、もろもろの疾患わづらひをいやしたまふ。
〔マタイ傳4章24節〕
24 そのうはさあまねくシリヤにひろまり、人々ひとびとすべてのなやめるもの、すなはちさまざまのやまひ苦痛くるしみとにかゝれるもの、惡鬼あくきかれたるもの、癲癇てんかんおよび中風ちゅうぶものなどをきたりたれば、イエスこれいやしたまふ。
〔マタイ傳11章1節〕
1 イエス十二じふに弟子でしめい終󠄃へてのち、町々まちまちにてをしへ、かつ、宣傳のべつたへんとて、此處ここたまへり。
〔マタイ傳11章5節〕
5 盲人めしひ跛者あしなへはあゆみ、癩病人らいびゃうにん潔󠄄きよめられ、聾者みゝしひはきき、死人しにんよみがへらせられ、貧󠄃まづしきもの福音󠄃ふくいんかせらる。
〔マルコ傳1章32節〕
32 ゆふべとなり、いりてのち人々ひとびとすべてのやまひあるもの惡鬼あくきかれたるものをイエスにきたり、~(39) 遂󠄅つひにゆきて、あまねくガリラヤの會堂くわいだうにてをしへべ、かつ惡鬼あくき逐󠄃いだたまへり。
〔マルコ傳1章39節〕
〔マルコ傳6章6節〕
6 かれらの信仰しんかうなきをあやしみたまへり。
   かく村々むらむら巡󠄃めぐりてをしたまふ。
〔マルコ傳6章56節〕
56 そのいたりたまふところには、むらにても、まちにても、さとにても、めるもの市場いちばにおきて、御衣みころもふさにだにさはらしめたまはんことをねがふ。さはりしものは、みないやされたり。
〔ルカ傳4章43節〕
43 イエスたまふ『われ又󠄂またほかの町々まちまちにもかみくに福音󠄃ふくいん宣傳のべつたへざるをず、わが遣󠄃つかはされしはこれためなり』
〔ルカ傳4章44節〕
44 かくて《[*]》ユダヤのしょ會堂くわいだうにてをしへべたまふ。[*異本「ガリラヤ」とあり。]
〔ルカ傳13章22節〕
22 イエスをしへつつ町々まちまち村々むらむら過󠄃ぎて、エルサレムにたびたまふとき、
〔使徒行傳2章22節〕
22 イスラエルの人々ひとびとよ、これらのことばけ。ナザレのイエスは、なんぢらのるごとく、かみかれにりてなんぢらのうちおこなたまひし能力ちからあるわざ不思議ふしぎしるしとをもてなんぢらにあかしたまへるひとなり。
〔使徒行傳10章38節〕
38 これはかみ聖󠄄せいれい能力ちからとをそゝたまひしナザレのイエスのことにして、かれあまねくめぐりてことをおこなひ、すべ惡魔󠄃あくませいせらるるものいやせり、かみこれとともいましたればなり。

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また群衆ぐんじゅうて、そのものなきひつじのごとくなやみ、かつた《[*]》ふるるをいたあはれみ、[*或は「散る」と譯す。]
But when he saw the multitudes, he was moved with compassion on them, because they fainted, and were scattered abroad, as sheep having no shepherd.


as
〔民數紀略27章17節〕
17 これをして彼等かれら前󠄃まへいでかれらの前󠄃まへかれらを導󠄃みちびいだかれらを導󠄃みちびものとならしめヱホバの會衆くわいしうをして牧者かふものなきひつじのごとくならざらしめたまへ
〔列王紀略上22章17節〕
17 かれいひけるはわれイスラエルのみな牧者かふものなきひつじのごとくやまちりをるをたるにヱホバ是等これらものしゆなしおの〳〵安然やすらかそのいへかへるべしといひたまへりと
〔歴代志略下18章16節〕
16 かれいひけるはわれイスラエルがみな牧者かふものなきひつじのごとくやまちりをるをたるがヱホバ是等これらものしゆなし各々おの〳〵やすらかにそのいへかへるべしといひたまへり
〔イザヤ書56章9節〕
9 野獸ののけものよみなきたりてくらへ はやしにをるけものよみなきたりてくらへ~(11) このいぬはむさぼることはなはだしくして飽󠄄あくことをしらず かれらはさとることをざる牧者ぼくしやにしてみなおのが道󠄃みちにむかひゆき いづれにをるものもおのおのおのれをおもふ 〔イザヤ書56章11節〕
〔エレミヤ記50章6節〕
6 我民わがたみ迷󠄃まよへるひつじむれなりその牧者かふものこれをいざなひてやまにふみ迷󠄃まよはしめたればやまよりをかとゆきめぐりてその休息所󠄃やすむところわすれたり
〔エゼキエル書34章3節〕
3 なんぢらはあぶら食󠄃くらまとこえたるものほふりそのむれをばやしなはざるなり~(6) わがひつじもろ〳〵山々やま〳〵もろ〳〵高丘たかをか迷󠄃まよわがひつじ全󠄃地ぜんちおもてりをれどこれさがものなく尋󠄃たづぬるものなし
〔エゼキエル書34章6節〕
〔ゼカリヤ書10章2節〕
2 それテラピムは空󠄃虛むなしこと卜筮師うらなひしはその所󠄃ところ眞實まことならずして虛僞いつはりゆめかたそのなぐさむる所󠄃ところ徒然いたづらなりこゝをもてたみひつじのごとくに迷󠄃まよ牧者ぼくしゃなきによりなや
〔ゼカリヤ書11章16節〕
16 われ一人ひとり牧者ぼくしやおこさんかれほろぶるもの顧󠄃かへりみず迷󠄃まよへるもの尋󠄃たづねずきずつけるものいやさず健剛すこやかなるものやしなはずこえたるものにく食󠄃くらかつそのひづめさか
〔ゼカリヤ書13章7節〕
7 萬軍ばんぐんのヱホバいひたまふつるぎ起󠄃おきわが牧者ぼくしやわが伴󠄃侶ともなるひとせめ牧者ぼくしやうちしからばそのひつじらんわれまたわがちひさ者等ものどもうへのぶべし
〔ゼカリヤ書13章8節〕
8 ヱホバいひたまふ全󠄃地ぜんちひと分󠄃ぶんたゝれてに三分󠄃ぶんの一はそのうち遺󠄃のこらん
〔マタイ傳10章6節〕
6 むしろイスラエルのいへせたるひつじにゆけ。
〔マタイ傳15章24節〕
24 こたへてひたまふ『われはイスラエルのいへせたるひつじのほかに遣󠄃つかはされず』
fainted, etc.
無し
when
〔マタイ傳14章14節〕
14 イエスでておほいなる群衆ぐんじゅう、これをあはれみて、そのめるものいやたまへり。
〔マタイ傳15章32節〕
32 イエス弟子でしたちをしてたまふ『われ群衆ぐんじゅうをあはれむ、すで三日みっかわれとともにをりて食󠄃くらふべきものなし。飢󠄄ゑたるままにてかへらしむるをこのまず、おそらくは途󠄃みちにてつかてん』
〔マルコ傳6章34節〕
34 イエスでておほいなる群衆ぐんじゅう、そのものなきひつじごとくなるをいたあはれみて、おほくのことをしへはじめたまふ。
〔ヘブル書4章15節〕
15 われらのだい祭司さいしわれらの弱󠄃よわきおも遣󠄃ることあたはぬものにあらず、つみほかにしてすべてのこと、われらとひとしくこゝろみられたまへり。
〔ヘブル書5章2節〕
2 かれみづからも弱󠄃よわきまとはるるがゆゑに、無知むちなるもの迷󠄃まよへるものおも遣󠄃ることをるなり。

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遂󠄅つひ弟子でしたちにひたまふ『收穫かりいれはおほく勞動人はたらきびとはすくなし。
Then saith he unto his disciples, The harvest truly is plenteous, but the labourers are few;


The harvest
〔マタイ傳28章19節〕
19 ればなんぢきて、もろもろの國人くにびと弟子でしとなし、父󠄃ちち聖󠄄せいれいとのによりてバプテスマをほどこし、
〔マルコ傳16章15節〕
15 かくかれらにひたまふ『全󠄃世界ぜんせかい巡󠄃めぐりてすべての造󠄃つくられしものに福音󠄃ふくいん宣傳のべつたへよ。
〔ルカ傳10章2節〕
2收穫かりいれはおほく、勞働人はたらきびとすくなし。このゆゑ收穫かりいれしゅ勞働人はたらきびとをその收穫場かりいれば遣󠄃つかはたまはんことをもとめよ。
〔ルカ傳24章47節〕
47 かつそのによりてつみゆるしさする悔改くいあらためは、エルサレムよりはじまりて、もろもろの國人くにびと宣傳のべつたへらるべしと。
〔ヨハネ傳4章35節〕
35 なんぢら收穫時かりいれどききたるには、なほ四月よつきありとはずや。われなんぢらにぐ、をあげてはたよ、《[*]》はやばみて收穫時かりいれどきになれり。[*「はや」或は三六節「刈る者」の上におく。]
〔ヨハネ傳4章36節〕
36 ものは、あたひけて永遠󠄄とこしへ生命いのちあつむ。ものものとともによろこばんためなり。
〔使徒行傳16章9節〕
9 パウロよる幻影まぼろしたるに、一人ひとりのマケドニヤびとあり、ちておのれまねき『マケドニヤにわたりてわれらをたすけよ』とふ。
〔使徒行傳18章10節〕
10 われなんぢとともにあり、たれなんぢめて害󠄅そこなものなからん。まちにはおほくのたみあり』
but
〔詩篇68章11節〕
11 しゆみことばをたまふ その佳音󠄃おとづれをのぶる婦󠄃女をんなはおほくしてむれをなせり
〔コリント前書3章9節〕
9 われらはかみともはたらものなり。なんぢらはかみはたけなり、またかみ建築物たてものなり。
〔コリント後書6章1節〕
1 われらはかみとともにはたらものなれば、かみ恩惠めぐみなんぢらがいたづらにけざらんことをさらすゝむ。
〔ピリピ書2章19節〕
19 われなんぢらのことりて慰安なぐさめんとて、速󠄃すみやかにテモテをなんぢらに遣󠄃つかはさんことをしゅイエスにりて望󠄇のぞむ。~(21) ひとみなイエス・キリストのこともとめず、ただおのれのことのみをもとむ。 〔ピリピ書2章21節〕
〔コロサイ書4章11節〕
11 またユストとへるイエスなんぢらに安否あんぴふ。割󠄅禮かつれいものうちただ三人さんにんのみかみくにのためにはたら同勞者どうらうしゃにして、慰安なぐさめとなりたるものなり。
〔テサロニケ前書5章12節〕
12 兄弟きゃうだいよ、なんぢらにもとむ。なんぢらのうちらうし、しゅにありてなんぢらををさめ、なんぢらを訓戒くんかいするものおもんじ、
〔テサロニケ前書5章13節〕
13 その勤勞はたらきによりてあつこれあいうやまへ。またたがひあひやはらぐべし。
〔テモテ前書5章17節〕
17 をさむる長老ちゃうらうことことばをしへとをもてらうする長老ちゃうらう一層ひときは尊󠄅たふとぶべきものとせよ。

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このゆゑ收穫かりいれしゅ勞動人はたらきびとをその收穫場かりいれば遣󠄃つかはたまはんことをもとめよ』
Pray ye therefore the Lord of the harvest, that he will send forth labourers into his harvest.


Pray
〔ルカ傳6章12節〕
12 そのころイエスいのらんとてやまにゆき、かみいのりつつあかしたまふ。
〔ルカ傳6章13節〕
13 夜明よあけになりて弟子でしたちをせ、そのうちより十二じふににん選󠄄えらびて、これ使徒しとづけたまふ。
〔使徒行傳13章2節〕
2 かれらがしゅつか斷食󠄃だんじきしたるとき聖󠄄せいれいいひたまふ『わがしておこなはせんとするわざためにバルナバとサウロとを選󠄄えらわかて』
〔テサロニケ後書3章1節〕
1 終󠄃をはりはん、兄弟きゃうだいよ、われらのためいのれ、しゅことばなんぢらのうちにおけるごとく、ひろまりてあがめられんことと、
that
〔詩篇68章11節〕
11 しゆみことばをたまふ その佳音󠄃おとづれをのぶる婦󠄃女をんなはおほくしてむれをなせり
〔詩篇68章18節〕
18 なんぢ高處たかきところにのぼり虜者とりこをとりこにしてひきゐ禮物いやしろひとのなかよりも叛逆󠄃者そむくもののなかよりもうけたまへり ヤハのかみここに住󠄃すみたまはんがためなり
〔エレミヤ記3章15節〕
15 われわがこゝろかな牧者ぼくしや汝等なんぢらにあたへん彼等かれら知識ちしき明哲さとりをもて汝等なんぢら養󠄄やしなふべし
〔ミカ書5章7節〕
7 ヤコブの遺󠄃餘者のこれるもの衆多おほくたみなかあることひとよらひとまたずしてヱホバよりくだつゆごと靑草あをくさうへにふりしくあめごとくならん
〔ルカ傳10章1節〕
1 このことののち、しゅ、ほかにしちじふにんをあげて、みづかかんとする町々まちまち處々ところどころへ、おのれにさきだち二人ふたりづつを遣󠄃つかはさんとしてたまふ、
〔ルカ傳10章2節〕
2收穫かりいれはおほく、勞働人はたらきびとすくなし。このゆゑ收穫かりいれしゅ勞働人はたらきびとをその收穫場かりいれば遣󠄃つかはたまはんことをもとめよ。
〔使徒行傳8章4節〕
4 こゝちらされたるものども巡󠄃めぐりて御言みことばべしが、
〔コリント前書12章28節〕
28 かみ第一だいいち使徒しと第二だいに預言者よげんしゃ第三だいさん敎師けうし、そのつぎ異能ちからあるわざつぎやまひいや賜物たまもの補助たすけをなすものをさむるもの異言いげんなどを敎會けうくわいきたまへり。
the Lord
〔マタイ傳10章1節〕
1 かくてイエスその十二じふに弟子でしし、けがれしれいせいする權威けんゐをあたへて、これ逐󠄃いだし、もろもろのやまひ、もろもろの疾患わずらひいやすことをしめたまふ。
(3) ピリポおよびバルトロマイ、トマスおよ取税人しゅぜいにんマタイ、アルパヨのヤコブおよびタダイ、 〔マタイ傳10章3節〕
〔ヨハネ傳20章21節〕
21 イエスまたひたまふ『平󠄃安へいあんなんぢらにれ、父󠄃ちちわれ遣󠄃つかはたまへるごとく、われまたなんぢらを遣󠄃つかはす』
〔エペソ書4章11節〕
11 かれあるひと使徒しととし、あるひと預言者よげんしゃとし、あるひと傳道󠄃者でんだうしゃとし、あるひと牧師ぼくし敎師けうしとしてあたたまへり。